握手会最中

若いっていいね、、、!

俺達スタッフは、裏で話をしていた。


「やっぱり、学校とかで恋バナとかするの?」


「俺はしないですけど他の同じクラスの人とかはしてるのよく聞きますよ」


「若いっていいね~」


「大人になると、ある意味現実が見えてきて、恋愛ってしたくなくなるよ」


「有闇さん、そんなこと言わないであげてください!」


俺は少し苦笑いをし、話を進めた。

現在、裏方作業をしているのは中は十二人、外で作業をしているのが、三十人の合計四十人で行っていた 。

外と中で交代しながら作業をしているが、有闇だけは違った。


「こんにちは〜」


「「「「こんにちは〜」」」」」


入ってきたのは事所の社長である【中村なかむら 菜々緒ななお】だった。 スーツの彼は仕事が出来るが異様に強い。 母親に空気が似ている正確な、親近感を覚えた。


そんな、楽しい裏方作業の最中なのであった。

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