没作品B
さようならと言った君の手は冷たかった。
愛してた君の暖かさがもう失われてしまったと理解したくなかった。
「僕が...」
またねって言ってくれなかった。
日に日に弱っていることはわかってた。
病室にいた君は暖かくて美しくて儚くて...でもどうしても好きだとおもってしまったんだ。
僕は弱いけどずっと君のそばにいたかった。
もしもの話をしても君に会えないことは知ってる。
でもこんな思いをするなら、もうキミの声が聴けないなら、もうきみに触れられないなら。
きみに出会わなければよかった。
だけど、矛盾だらけだけど...
「君と出会えて本当に良かった」
きっと今日は豪雨だ。
ずっとずっと降り続ける大きくて悲しい雨だ
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