第10話 『けっせん!』
赤血小次郎は、洞窟の入口あたりから、双眼鏡を用いて、闘いを眺めていた。
『配下のいくさ
ながめる将は
むじひかな。』
ビッグマムーシは、無線機を装備していた。
『むじひかな
配下のいくさ
ながめる将は。』
そう、答えたのである。
ところが、アリゲーぱんくまらも、無線機を装備していた。
相手は、アリゲーぱんくまらの、産みの親である、荒川放水博士と、その娘であった。
『噛めんサイダー』の陰の発明者である。
『赤血小次郎なるは
摩耶真の血筋なり
ちはやぶる
アリゲーぱんくまら
いまだ渡らぬ
あらかわ渡れ。』
ビッグマムーシは、ついに、猛毒の使用に踏み切った。
身体がでかいから、毒の量もけた外れである。
『マムーシ
甘くみちゃだめよ
ひとかみ昇天。』
ビッグマムーシは、でっかいお口を開けて、アリゲーぱんくまらに、飛び掛かった。
『ビッグ・マムーシ・バイト〰️〰️〰️‼️』
🦑
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます