2023年5月13日(土) 命日と置き土産
一昨日あたりから不調な私のお腹。
昨日夕飯を食べた後にビオフェルミンを飲んだら、腸の痛みはなくなったけど、胃がガス溜まりのような痛みになった。
寝る前にガスター10を飲んで寝る。
ガスター10は去年初めて飲んだのだけど、アスクドクターというお医者様に症状などを質問できるアプリで胃痛を相談した時に、市販薬として勧められたもの。
その時の私の症状にはピッタリと合い、胃薬を飲んでもなかなか治らなかった胃痛がスッと消えたので、私はアスクドクターを信頼するようになった。
すぐに効くので散剤が好き。
さて、今日は忘れられない日だ。
去年の今日、愛しの我が子(愛兎)が亡くなった日。
11日に緊急入院となり、入院中に亡くなってしまった。
うさぎで12歳は長寿なほうで、それまで長く一緒にいられただけでも感謝しないといけないのに、この子ならきっとまた戻ってくるとどこかで信じていた部分があり、そこは申し訳なかったなと思う。
苦しまなくてよくなったんだから、これでよかった。
退院して苦しい日々を過ごさせるのは、人間のエゴであり虐待だ。
亡くなる日の朝ごはんも食べていたと聞き、彼なりに帰る気満々で頑張っていたのだろうと思う。
母が朝から我が子の遺影の前に、大好きだったおやつをお供えしてくれていた。
「なむなむしなきゃね」
その言葉に私と夫は微妙な気持ちになる。
我が子は仏様になったわけではなく、月に旅行に行っているだけという思想だから。
気持ちはありがたく受け取っておく。
普段はそんなことしないのに、その時に限って突然やりだしてなにかのお告げかも、と思うことがたまにある。
今日は、仕事部屋で寝転がって読書をした。
腰が痛いので寝転がることをまずしないのだけど、昨日少しうつ伏せで読書をしたら腰が気持ちよかったので、今日もやってみた。
すると、そこに愛兎のメッセージが……!
電子ピアノの脚のゴムになっている部分に、見覚えのある傷。
うさぎの前歯は見えるところに上下2本あり、それぞれ2つの山がついているので、ガリっとやると4本の歯跡がつく。
しかも、このピアノと我が子が共存していたのは、私と夫が出会う前(私と一緒に住むようになってからは、うさぎとピアノの部屋は別々だった)。
家に夫が迎えてすぐの子うさぎのときのイタズラだ。
なんて愛おしいんだろう。
東京の家を引っ越すとき、掃除をしていたらあちこちからうんちが出てきた。
我が子の置き土産だね、と笑っていたけれど、まさかこんなところにまで置き土産を置いてくれるとは。
月で今頃、笑ってそう。
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