いろんなゲーム機が出て、淘汰されてしまって、思い出にしか残らないって、辛いものがありますよね。それでもこれだけ思い出してもらえたら、セガサターンも成仏できるのではないでしょうか。(いや、故障していない限り使えるんですけど(^_^))
私なんか何にも覚えていない罰当たりですから・・・。
作者からの返信
@windrain様、コメントありがとうございます。
セガサターンには個人的に思い出がいっぱいです。精神的に辛い時期を共に乗り切った戦友でもあります(他のハードにも言えますが)。
実は私もセガサターン、白(シロ)! 今でも持ってるんですよね。本体だけ。サターンのコントローラーのフィット感は歴代ハード1位だと思っています。
女神転生シリーズとは妙に縁がなくて、あんまりプレイしていないんですよね。ゲームボーイ版と、最近プレステクラシックに収録されていたペルソナをやったくらい。
アトリエシリーズは、マリーエリーの後はプレイしておらず、いきなり最新作のライザまでスキップしてしまいました。実はエリーの後にも続編が出ていた事自体を長いこと知らなかった。
マリーエリーの錬金術は、要するに薬の調合をする仕事で、実際の錬金術と比べるとだいぶまともなんですよね。哲学とかオカルトとかが入っていない。賢者の石は作れますが。
主人公が弱っちくて、採取するために傭兵を雇うというシステムも好きでした。金をケチって自分と同じくらい弱っちいお友達を連れていく手もありましたが。そりゃそうだよ。錬金術士が強いなんておかしい。強い人を雇うのはリアリティがあって大変よろしい。
そして、妖精をコキ使うのが印象的なゲームでした。
マリーは友達以上の付き合いはなかったと記憶していますが、エリーだとイケメンを落として玉の輿とかいうエンディングとかがあったような。
しかし、最新作のライザはもはやわけがわかりません。錬金術で完成品の剣や鎧、ケーキまで調合してしまいますし、果てには家も調合してしまいます。実際には家をパーツごとに調合して、それを組み立てて完成させるみたいですが、それでも充分恐ろしい。
そして、なぜか魔法が使えて体術まで繰り出し、ドラゴンを屠るほど強いのです。どうなってるんでしょう、この世界の錬金術士は。私が知らない間にアトリエシリーズの錬金術はとんでもない進化を遂げていたようです。
『グランディア』は、"FF VII"の裏で発売したRPGなんですよね。そして1年後にドリームキャストが発売されるという時期でもある。出る時期が悪すぎたとしか言いようがない。
当時RPGは"FF VII"にも象徴されるように、冒険ものファンタジーが主流だったところから、現代風、SF風の舞台背景や、正義じゃ世界は救えねえよなというシビアなシナリオへと変化しつつある時期だったんですよね。そんな中で王道的な少年少女の冒険活劇ものシナリオで通した『グランディア』は、かえって個性的に見えました。
もっとも、私がプレイしたのはプレイステーション版で、サターン版発売から2年後だったわけですけど。実は発売当時から気にはなっていたけど、そのためだけにサターンは買えないよなあと思っていたのです。プレイステーション版で出た時は嬉しかったですね。
注目していた理由は、メガCDのLUNARシリーズをプレイしていたから。どちらもゲームアーツ開発で、ボーイミーツガールな展開や、一回主人公が挫折してから復活するところなど、いろいろ結構似ています。私からすると『グランディア』は"LUNAR"シリーズの続編みたいなものなんですよね。
どちらもいいRPGですが、セガ系ハードはRPGで売っていないこともあり、いまいち知名度が低いんですよね。
作者からの返信
涼格朱銀様、コメントありがとうございます。
メガテンシリーズは人を選びますよね。私もオカルト趣味をこじらせていなかったら手を出していなかったと思います。ペルソナシリーズとの縁もメガテンから繋がりますので、全ては巡り合わせです。
そんなオカルトきっかけで出会ったアトリエシリーズですが、マリー&エリーの感想はおおよそ涼格朱銀様と同様です。身近な人のために頑張るという、等身大のキャラクター像がとても魅力的でした。
調合周りの進化については、その後もシリーズを追っていた身としては「錬金術なら何でも出来て当然」な感覚だったので、改めてそう言われると「確かに!」としか答えられません。まあ、そこは半分ギャグみたいなものなので……。
『LUNAR』シリーズは未プレイですが、『グランディア』との共通点に関しては話に聞いています。たとえ主流には返り咲けなくても、こういった王道の冒険活劇はいつまでも生き残ってほしいと願っています。