地方から成り上がった身内に甘いワンマン社長風の"信長"。インテリの光秀とは噛み合わず。秀吉とは馬が合うのは道理に感じますね。
描かれている徳川への不信感、当時の命の軽さ、立場の違い、コミュニケーションの齟齬など様々な積み重ねから、後へは引けない程に悪化していく様が想像できますね💦
作者からの返信
なんだか信長って、それくらいわかってるよねって思い込んで説明しないイメージがあるんですよね。
多分自分の考えを説明せずに、勘違いされて後で慌てるみたいな。
秀吉とかの尾張からのものはそういうものだと思ってるけど、変に他の主に仕えてた経験があるとはてなになって何考えてるんだろと邪推して謀叛されてるのかなと。
明智との相性は悪そうですが、謀叛されるまでめっちゃ信じてそうなんですよね信長って。
最近見つけて楽しませていただいております。
本能寺の変までの流れ、このような書かれ方はなかなか新しいなと思いつつ、畿内を制し信玄亡き後、本願寺を潰せば後は天下は取ったようなもの(当時の認識だと五畿内を制していれば天下人だと思いますが)、統一事業と同時に功臣の粛清・領地整理を行っていれば、ある意味本能寺の変のようなことは起こるべくして起こったのだろうなと思います。
光秀としても立ち位置的に林や佐久間、滝川の例を見れば自分も粛清されるか地方に飛ばされる(状況的に残りは九州か奥州)可能性は見えていましたからね。
年齢から考えると仕方がないですが、歴史に大きく干渉するようなことは避けていたため、ある意味、本能寺の変からが本番と言える作品。これから秀吉と秀持がどうなっていくのか楽しみにしております。
作者からの返信
本能寺の変の話は、なんでこんなにゆっくりしているんだろうというのが、もともとの始まりでした。
結果新しいと思っていただけたのなら嬉しいですね。
これからは、戦に出る機会も増え、豊臣の後継ぎとして大きな領土を任されて領地経営もしなくてはなりません。
これまで以上に歴史に関わっていくことになります。
仰る通りここまでがチュートリアルでニューゲームボタンをやっと押した感じです。
これからどうなっていくのか書いてる自分も分かりませんが楽しんでもらえるように頑張ります。
つい最近この作品を見つけて面白さに一気読みしてしまいました
秀持にとって信長は名付け親でもあり父の、そして自分の偉大な上司でもあり、最期まで良くしてくれた人なんですね
恩師を見殺しにすることに対する苦悩はトラウマになるでしょうね…
作者からの返信
気に入って頂けて嬉しいです。
未来を知っているから、見殺しにした方がいいと考えて、本能寺の後に繋がる行動をしてるんですよね。
でも実際に会うと助けたいと思うのですが、助ける準備なんてしていないから結局見捨てる事しかできなくて。
未来を知っているからこうした方がいいって、簡単に考えられるけど、それをするのもしんどいみたいなのもちょっと考えてた設定です。
本能寺の変三部作、
読みごたえが半端なくて鳥肌立ってます。
戦国の世を終わらせるためには信長秀吉家康のような
他を圧倒する個人が持つカリスマ・権力が必要ですね。
ですが安定した社会を維持するためには属人的な力はむしろ害悪で
官僚機構の整備が必要ですね。
人の道を外したと後悔し声を殺して啼く餅丸さんは
せめてその後の人たちの安寧のために自分の知識をつかって
ビューロクラシーを確立して欲しいですね。
作者からの返信
ありがとうございます嬉しいです。
未来知識があっても、めちゃくちゃ難しいですよねそのあたり。
色んなところで時代に合わせつつ、無理のない範囲で整備するのが役割になりそうです。
信長を救うルートは、採用せず、でしたか。
豊臣家としての統一、政権維持だとすると、どこで、徳川・北条と戦うか。
続きを楽しみにしています。
作者からの返信
はい、豊臣の嫡子で未来知識があって本能寺を防ぐ方向を選ぶとは思えなかったので。
ただ最適な行動なのに、それを選ぶ辛さを出したかったのはあって、こういう表現になってしまいました。
豊臣を維持するためにどうするか、どう歯車を狂わせるか頑張って書いていきます。
ううっ、斑クモ猫先生が解釈して描いたキャラクターはみんない生き生きしてて没入感も強いから、どの作品でも本能寺の変を読むと泣きますが、この話はとくに堪えます。
作者からの返信
何となく自分の信長像はすっごい甘い人で、森、羽柴あたりにはすっごく甘甘だったっていうイメージがあるから、親戚のおじさんキャラになってしまいました。