第2話

話は幼少期に遡ります


当時私は体が弱く幼稚園には入れず薬ばかり飲んでいました

ですが手術をし元気になると幼稚園に通えるようになりました

幼稚園に入る前はとても楽しみにしていたが


入ってみると一気に一変しました


名前を教えて、と上の学年の子に追いかけられ最悪でした

その上保育士は黙認し追いかけっこ楽しそうね〜と言われ外で遊びなさいと言われる始末でした


とある日も追いかけられ教室に逃げました

裸足で先生に助けてと言いに行こうとした時


激しい足の痛みが私を襲いました

そんな大したことじゃないのですか

足の裏に画鋲が刺さりました

そんなはちゃめちゃなクソ幼稚園生活を送り

運動会が来ました

そこで初めて気づいたのです



なんで他の子には両親がいて私には母しか来てないのだ?と


その時は知りませんでしたが

父と母は仲が悪く別居をしていました

その時は母、姉、私、お父さん(元浮気相手)と暮らしていました。

母と姉しか運動会には来れませんでした。


でも私は思ったのです


じゃあもう1人のお父さん(元浮気相手)は家にいるのになんであの人は来ないんだ?と


私は元浮気相手がとても怖かったです

その人は自分のことはお父さんと呼びなさいと言い

お父さんと呼ばないととても怒る人でした

そして幼稚園生の私と小学校低学年の姉に敬語を強要する人でした


言うことを聞かなかったりマナーがならないとライターや箱ティッシュを投げてきました


私の姉は恐怖に脅え母が帰ってくるとチクって怖いと言いました

そんなの母に言っても何にもならないのは分からなかったです、幼稚園生ですからね


浮気相手は母の前では静かになるので母がいる時は安心出来ました

優しい母だったのでとてもすきでした

浮気だって知らなければね


ですがある時母がいる前であいつが切れてライターを投げてきました、姉と泣きながらごめんなさいすみませんと2時間ほど立ちながら泣いていました


私と姉は2段ベットで寝ていたのですが

私は上のベットで寝ていました

私はまだ幼稚園生できっとストレスでどうにかなりそうだったんでしょう。

2段ベットの柵を齧るようになってしまいそれをアイツがみて切れたようです

齧ったと言っても跡がつくかつかないか程です。


浮気相手はとても切れていました。反論もしたことはありません、確実に殺されるような気がしていたからです

姉は私をかばおうとして「私(姉)がやった」と嘘をつこうとしました。ですがあいつは私がやったと気づいていたのか分かりませんがもっと怒りました。


おまえのためにおこってるんだ


と言い謎の理論で責めたてました

そして母が口を開いたのです


「どっちがやったの?」


母は弁護するでもなく説教を辞めさせるのではなく怒る側に回ったのです。

母すらもタバコの箱を投げてきたりしました


その場は私が正直に言い

1時間ほど正座をして説教で終わりました


お姉ちゃんありがとう(鼻水)


今も昔も姉には感謝しきれません

ただ、今度私のアイス食べたら許しません。


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