選んだのが二人だったというだけ

蒼キるり

選んだのが二人だったというだけ

恋愛は二人でするなんて誰が決めたの腕は二本あるでしょ


手を伸ばせば二人捕まえられるじゃない勝手に限界決めるな


右にきみ左にあなたこんな幸せを離せなんて馬鹿なこと


選べないだけじゃないかと言う人はなんにもわかってないのだから


あのね友達は一人にしろって言わないでしょそれと同じなのよ


潰される自己責任という重り誰が選ばせたかも知らずに


楽しくて仕方ないのねひとつきりに愛を閉じ込める無防備さ


吐息飲み込み窓へ吐き愛しいと指伸ばし頬撫でる一幕


手伝って玉ねぎ炒め顔覗きそれが幸せと君は知ってる


飛び降りる気持ちであいに走ったのこたえてくれるかは関係ない


目を閉じてもういいかいと打ち明ける勇気はできたさあ荒波へ


そうやって見て見ぬ振りをすればいい取り残されたままでいたいなら


笑うさま鏡写しね怯えてさただ手を伸ばすだけでいいのに


好き勝手できない日々のなにが良い壊すくらいの気持ちで進め


黒いモヤだらけの道を薙ぎ倒せその拳にはなにが残るか


いつのまに溢れてたのか悲しさを拭う手のひら変わらない熱


がんばろうその言葉が傷えぐる休む時が必要なのです


寄り添いあって笑い合おう明日はきっと今日よりはマシな日になる


あてもなく歩き隣に好きな人がいるこんなしあわせあっていい


一人だけ決める必要さえないの愛は無数よ永遠に広がれ

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選んだのが二人だったというだけ 蒼キるり @ruri-aoki

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