ディープすぎる執筆活動の話「文字数なんて気にするな!」「会話比率を変えてみた」「文章の使い回しは危険説」

 本日の内容


①文字数なんて気にするな

②会話比率を変えてみた

③文章の使い回しは危険説


【文字数なんて気にするな】


 公募の賞レースに出るには決まりがある。

 規約を守らなアカンとね。

 ◯枚数以内に抑えなければならないとか。


 で、それは絶対に守らなアカンねん!!

 ただ、最初から守る必要はないねんな。

 新人賞に出す前に、WEB投稿する奴おるやろ? 例えば、私のことやな。


 私も新人賞出す前に、ようWEB投稿するねん。そんで読者の反応を見るねん。

 で、ええ感じに書いてきたら、文字数が膨らみすぎるねんな。そんで思うねんなぁ〜。


「このまま書いたら公募送れなくなるやん」

「ほんま、どないしよ。アカンで」

「でも残り2万文字で終わらせな……現在もう10万文字超えてるし……公募送れなくなる」


 こんな思考回路になる奴おるやろ?

 で、この事態を避けるために次思うねん。


「今後は少し控えめに書けるようにしたろ」

「そうすれば10万文字以内に終われるやろ」


 で、結局。

 これじゃあ、ダメやねんな。

 ダメってわけじゃないけど、アカンねん。

 コイツの思考回路を教えたろか??


 無駄な労力を割きたくない。

 効率的な執筆活動がしたい。

 そう思うてるだけやねんな、ほんまバカ。


 しかし、その考えはさっさと捨てよう!!


 面白い小説を書くことが最優先やねん。

 コンパクトに抑えることは後回しやね。

 まずは面白い小説を最後まで書き上げる。

 これが一番大切なのよ、ほんまに(´;ω;`)


 要するに——。


 面白い小説を書く。

 それを公募に送れるほど分量を削る。

 この二段階の執筆方法をせなアカン!!


 増やす力と減らす力を身に付けろって話。

 で、最初は面白いところを増やすの。

 で、次は面白くないところを減らすの。

 そうすれば、面白いところだけ残るわけ。


【会話比率を変えてみた】


 ここ最近のお話なんだけども。

 私の作品は会話比率を地味に変えてます。

 会話文の比率を少しだけ上げてみました。

 以前から多めだったんだけど、それをまた上げましたよ( ̄▽ ̄)

 個人的にその執筆方法が自分には合ってるなぁーと常々痛感させられますねー。


 鎌池和馬先生も言ってたけども……。

 ライトノベルの根幹はキャラの会話文よ。

 だからこそ、その部分を増やした方がいいなと。で、それが実際に効果出てるなと。


【文章の使い回しは危険説】


 とある小説で書いた文章の一説。

 実は、私が他作品で書いた文章を丸々コピペして持ってきたの。

 と言えども、キャラの名前変更はしたが。


 以前から言っていた、これがセルフパロ!


 これをやれば速筆作家になれると思って、実際にやってみたわけだけどさ……。


 ほんま、危険やなと思いましたね(´;ω;`)


 確かに、コピペして持ってくるだけ。

 超楽やねん。誰にでもできることやねん。


 ただぁ!!


 将来的にそれは危険やなと思うたわ。


 小説の文章って、想像したものを書くの。

 言っている意味分かるかな??


 自分の脳内にある映像を文章で表現する。

 それが一番大切やねん。

 でも、セルフパロという手法は——。


 ただの当てはめやねん。

 文章が先にあって、想像したものと勝手に認識しているだけやねん。この違いがある。


 文章を書くプロセスは——。


①イメージを捉える

②文章を整える。読める文章に変更する

③読める文章から伝わる文章に変更する

④伝わる文章をもっと伝わる文章に変更する


 という流れが大切やねんな。

 で——。


 セルフパロ。

 文章の使い回しするってのはな。


 ①の段階を蔑ろにしてることやねんな。


 毎回毎回気が利いた文章なんて無理よ。

 思い付くはずがない。

 ただな、だからと言って——。


 逃げ出してはアカンのよ。

 ほんま、辛いことやと思うで。

 情景描写とか、ほんま難しいからな。


 でも、何度でも挑戦せなあかんねん!!


「辛いとき、苦しいときが一番成長できる」


 そうプラス思考になって頑張らなあかん。

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