【最終結論】『面白いストーリーとは何か?』『面白い作品の作り方は何か?』『読者を作品に沼らせる方法』
『面白いストーリーとは何か?』
【共通論】
物語に起伏があることだと思ったね。
最初と最後で変化さえあればいいってね。
もっと欲を言えばさ、エモければいいのかなと思いましたね。絵面が良ければいいと。
一番分かりやすい例は——。
ソードアートオンラインの第1期。
アインクラッド編の結末かしらねぇ〜。
崩壊するアインクラッドを眺めながら、キリトとアスナが寄り添い合うシーンはエモいと思うのです。
で、結局——。
これだなと。
エモければいいんだと気付かされました!
最後の最後がエモければ、それで良し!!
※こちらは共通論です。どんな物語でも、最後の最後がエモければ良作認定されるって話。
『面白い作品の作り方は何か?』
面白い作品に重要な要素は——。
キャラクターだなと痛感しましたね。
読者は作品のファンになるわけではない。
読者はキャラのファンになるのだと、改めて痛感させられましたね(´;ω;`)
言ってしまえば——。
キャラが好きだから、作品を読むのよ。
では。
どうやってキャラを好きにさせるのか??
キャラクターの活躍をストーリーに書く!
ストーリーを通して、キャラクターの魅力を伝えるってことですね!!
数多のラブコメを読んできましたが、作品全体の具材はほぼ全部一緒なんですよねー。
基本的に学園ラブコメなんて、体育祭、文化祭、修学旅行みたいな感じで似たり寄ったりなイベントしか起きないんですよ(笑)
それにヒロインなんて、どこかの作品で見たことがあるキャラクターしかいないの。
で、結局、分かってしまったわけです。
あぁ、キャラクターに魅力が足りないと。
やっぱり、なぁなぁな感覚で書いたキャラクターに魂が宿るとは思えないんですよね。
『読者を作品に沼らせる方法』
物語序盤「アイデア」
物語中盤「ストーリー」
物語終盤「キャラクター」
面白い作品を作るには、この三要素が大切になると以前語りました。作品は段階に応じて、必要な要素が違うんだと。
でも、それは間違っていました。
序盤も中盤も終盤も全部キャラです。
キャラクター一強で全て事足ります!!
これを細かく説明しますと——。
物語序盤は「キャラ設定のアイデア」
物語中盤は「キャラクターが魅力的に活躍するストーリー」「キャラクターの心情変化」「キャラクターの行動変化とその結果」
物語終盤は「キャラクターがどんなふうに変化したのか。そして、エモい終わり方!」
本日の今朝考えたアイデアに——。
メリーさんをデリヘル嬢と思い込む男性の話を思い付きました。内容はこんな感じ。
「私、メリーさん。今、家の前にいるの」
「俺、たかし。今、パンツ脱いで待ってるの」
「私、メリーさん。今、玄関にいるの」
「俺、たかし。今、ベッドで待機中なの」
「私、メリーさん。今、部屋の前にいるの」
「俺、たかし。今、全裸四つん這いで蝋燭プレイをご所望しているの」
みたいな感じの、ギャグ作品でした。
アイデアは面白そうだったけど、上手く表現できないと思い、結局打ち切りでしたがね。
ただ、ちょっとは面白そうじゃない??
下品なネタだと自覚してるけど、コメディギャグ作品としては面白いなぁーと。
で、その後に考えたのが……。
メリーさん、警察に捕まるの巻。
「私、メリーさん。今、交番にいるの」
「何があったんだよ!!」
「私、メリーさん。カツ丼出てこないの」
「カツ丼は有料なんだよ、メリーさん!」
「私、メリーさん。公安の人たちは怖いの」
「大人を怒らせたらダメだって気付いた?」
「私、メリーさん。もう泣きそうなの」
「警察を怒らせた自分が悪いんだよ?」
みたいな感じの作品を思い付きました。
現在絶賛公開中だから、全員見てほしい。
んで——。
結局、これが物語の序盤に大切なのよ!!
物語の序盤に必要なアイデアとは何か?
この答えは、キャラ設定よ!!
このキャラ設定さえ面白ければ読まれる。
後々書こうと思ってる作品に——。
天才詐欺師が難攻不落の女王様を恋に落とす話ってのを考えているんだけども……。
もうキーワードを聞いただけでワクワクしませんか?
えっ? しない?? 私だけかしら??
内容は——。
数多の人間を騙してきた凄腕の詐欺師。
彼が次に与えられた仕事は——。
超高貴な方々が通う学校の頂点に君臨する、難攻不落と有名な女王様を惚れさせることであった。
みたいな感じで……。
学園ラブコメを想定しているんだけどさ。
アイデア段階で面白そう感があるじゃん。
で、何が面白いのかを説明すると……。
天才詐欺師 VS 難攻不落な女王様
という構図がそもそも論面白いですし。
天才詐欺師はどんなふうに女王様を落としていくのかも、普通に興味があるのですよ!
詐欺師らしく、ここは心理テクニックを駆使して、徐々に相手との関係性を深めていくお話になるだろうなぁーと予想が付くじゃん。で、そーいうのが面白いに繋がるはず!
他にも……。
心優しい少年だと思っていたのだが、実は裏の顔はヤバイ少年に特殊なヒーローの力を与えてしまった。彼は徹底的に悪を潰して、この世界を牛耳るそうです……。
みたいな感じの作品も構想にあります。
(アイデアの元ネタは、「間違った子を魔法少女にしてしまった」という漫画。これをWEB小説向けにした感じでございますね)
ねぇ、キャラクターが個性的で面白かったら、それだけで読みたくなりませんか??
◇◆◇◆◇◆
創作談義において。
面白い作品を書くには——。
キャラクターが必要なのか。
それともストーリーが必要なのか。
こんな議論が行われるんだけども。
私の結論としては、キャラクター派です。
ストーリーが面白いことに越したことはないけど、キャラ人気が一番大切だなと。
読者は作品を好きになるんじゃない。
読者はキャラを好きになるんですよねー。
キャラの活躍を見るために、作品を読んでるんですね!!
追記
逆にストーリーから考える話だと、吸引力が少ないと思う。
半年前ぐらいに考えた小説のアイデアなんだけど。
大学生の男女六名が、卒業旅行でアメリカに向かう。
最高に楽しい日々を過ごし、物は試しと宝くじを購入。
後日、その宝くじが日本円で1000億円のキャリーオーバー当選したと発覚!!
大学生六人組は全員で当選額を山分けし、新たな人生を切り開く。
というお話を思い付いたけど……。
面白そうな感じはあるけど……。
駄作にも良作にもなる、危うい感じが拭えないよね。
六人全員に焦点を当て、オムニバス形式で宝くじ当選後の人生を辿っていく流れにしたら……ちょいと面白そうだなとは思うけども。
一つの作品として完成させるには、ちょいと難しい題材だなと思ってる。
私が本気で書いたら及第点レベルまでは書けるはず。
ただエンタメ作品としてはどうなのかなという疑問と。
自分が書く題材ではないなと思い、執筆を断念しております。
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