なぜ小説を書いているのか

 なぜ小説を書いているのか。

 その疑問に対して、最近の私は悩んでた。

 で、その答えが遂に出ましたよ!!

 私が小説を書く理由は——。


 面白い小説を書きたいからなんですよ。


◇◆◇◆◇◆

 

 多くの人々にとっては——。

 面白い小説を書いて、人気を手に入れたい。で、巨万の富や権力を手に入れる。

 みたいな感じの薄汚い欲望があると思うんですけど(人間臭い欲望のほうがいいね)


 私にとっては——。

 そーいうのどうでもいいんだよなぁ。

 面白い=人気では必ずしもない。

 それは十分に理解しているんだ、私も。


 ただ、私は面白い作品が書きたいだけ。

 人気作品を書きたいわけではないんだよ。


 お前は正気かよと言われそうだけど……。

 人気の有無は心底どうでもいいんだよね。

 自分が面白いと確信したら、それは確実に面白いもので間違いないし。逆に、自分が面白くないと確信したら、それは確実に面白くないもので間違いないんだよ(´;ω;`)


◇◆◇◆◇◆


 小説を書く理由は何か。

 これに対する答えは各々が持ってるはず。

 で、私の場合は——。


 ただ純粋に面白いものが書きたい。

 自分が面白いと思うものを全力で書きたい。ただ、それだけなんだなと気付いた。


 お金、地位、名誉などを求めて、小説を書くことに否定はしない。私自身も、過去には「働かずに生活できる小説家になりたい」と思っていた時期がありましたよ。しかし、結局な話、「何が何でも小説家になりたい!」というわけではなかったんだよなぁ(´;ω;`)


 闘争心が消えたとは言えないまでも……。

 金銭的な欲望のために小説を書けるほど、私は我慢強い人間ではなかったんだよなぁ。


 自分の原動力は——。

 面白い小説を作りたい。

 面白い小説を書きたい。

 面白い小説を生み出したい。


 こんな単純な気持ちしかないんですよ。


◇◆◇◆◇◆


 真面目な話を語ると——。

 私は一つの作品を書いた報酬として。

 2〜3万円貰えるだけで嬉しいと気付いた。

 現実可能な範囲内では、1作品で1万円稼ぐ。これが私が目指せる限界地点と思う。


 完結後には——。

 1万円ぐらいの報酬を手に入れ、ちょいとお高い場所で食事を取って、余った金額で漫画やラノベを数冊購入できれば十分かなと。

 そんな慎ましい幸せで満足できる気がするんだよなぁ。私が考える幸せってのはさ。


◇◆◇◆◇◆


 真面目な話を語るとさ。

 お金を稼ぐだけなら、小説以外にも沢山あると思うんだよな。真面目な話、日給1万円ぐらいなら稼げるじゃん。

 だから、お金を稼ぎたい人間は副業を始めればいいんだよな。それにも関わらず、小説にこだわる必要はないんじゃないかなと思う。


◇◆◇◆◇◆


 現在の私は、以前の私と比べて、一段階レベルアップしたと思うんだ。レベルアップという言い方よりも、悟りを開いたというか。

 

 私は読者人気が必ずしも必要ではないんだよね。玄人向けに書いているというか、ニッチな読者にブッされれぱいいかなって感。

 あくまでも、自分が考える面白いを思う存分に書きたいだけで、他の誰かのために書く気は更々ないんだなと気付いたんだよね。


 独り善がりな小説だと罵られる可能性もあるけど、私は全く気にしていない。


 そもそも論なんだけどさ。

 私は他人からの評価に興味ないんだと思う。自分の作品が高い評価を受けてほしいと願うことはある。ただ、それは願望でしかない。誰もが「宝くじ当たりたいなぁ〜」程度。


 私の場合だと——。


「自分は最高に面白いものを書けた!」


 という自己満足ができればいいんだ。

 自分自身で最高に面白いものを書けた。

 そこから先は、付加価値に過ぎないんだ。


 面白い小説を書く。

 これが最大の欲望だから、それ以上の付加価値は心底どうでもいいんだよなぁ。

 読者から人気を得られる小説を書けても、自分が面白くないと思うものを書いてたら……私は執筆するのが億劫になるはずだ。


◇◆◇◆◇◆


 手段と目標がある。

 で、大半の人間にとって——。


「お金持ちになりたい!」「名誉が欲しい!」「地位が欲しい!」「権力が欲しい!」


 こんな目標を叶えるために——。


「人気が出る小説を書く!!」


 というのが、手段になっているんだ。


 でも、私の場合は……。


目標「面白い小説を書く!!」


 だから……それ以外は別にどうでもいい。

 勿論、貰えるお金があるなら、それを受け取る。ただ、お金のために書いてないんだ。


◇◆◇◆◇◆


 負け惜しみと言われるかもしれないが。

 他人から評価される作品を書きたいという欲望が消えちまったんだよなぁ。

 というか、その次元をもう超えたんだ。


 クリエイターとして——。

 他人から評価される作品を書かなければならないという呪縛から解放されたんだよね。


◇◆◇◆◇◆


【黒髪の感想】


 実は4月中はずっとモチベが湧かなかった。

 小説を書く気はあるのだが、行動に移せない感じ。どうしてだろうとずっと思ってた。


 で、逆に自分のモチベが湧くのはどんなときか。これを今までの経験を通して、思い出してみることにしたんだ。で、答えが出た。


 私はゴールがあるから頑張れると。

 このゴールとは、目標のことである。

 で、この目標を意識することで、私は努力を積み重ねることができるなぁーとね。


 それで考えてみたんだ。

 自分が小説を書く原動力は何かとね。

 この原動力は自分の内なる欲求よ。

 この欲求が本心じゃないと意味がない。

 自分の正直な気持ちを考えないとダメ!!


 で、今回の結論——。

 私は面白い小説を書きたいだけと気付く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る