他人と同じ土俵で戦う間は勝てないって話

 他人と同じ土俵で戦っている間は、勝てないんだよね。隣の芝生は青く見えるといいますが、本当にその通りだと思います。


 私もさ。

 他の作家が活躍する姿を見ると、「ちくしょー!!」と思うことがあるんだ。

 自分でもアレぐらいの作品なら書ける。

 アレぐらいの作品なら自分でも書けるって。で、実際に書くわけだけど……。


 結局、長続きしねぇーんだよな(´;ω;`)


 作品愛が足りないから。

 作品の題材に思い入れがないから。

 自分の作品に対する情熱が欠けてるから。


 それもそうなんだよ。

 そもそも論、コイツよりも自分のほうが面白い小説を書ける。その驕りから書き始めた作品なんて、長続きするはずがない。


 だからこそ——。

 思い入れがある作品を書いたほうがいい。

 他人の評価なんて度外視でいい。

 自分の作品を評価できない連中は残念な奴等だと、心の中で見下してやればいい。


 その程度でいいんだよ、別に。


◇◆◇◆◇◆


 今後の計画というか方針としては——。


『自分の強みだけで戦い続ける』


 勝てない勝負はしない。

 これが勝負の中で一番大切でして。

 自分の強みだけで戦い続けるでいいなと。


 どんな作品でも器用に書く天才小説家を目指していたのですが、無理だと悟りました。

 で、私が目指すのは一旦突破型小説家!!


 題材は、現代舞台の作品に絞ります。

 それも、ジャンルは【青春ラブコメ】!!

 で、それを自分色で染めるなら……。


 ダーク系青春ラブコメ

 暗黒系青春ラブコメ

 陰鬱系青春ラブコメ


 みたいな感じの作品だけを書くつもり!!


 他のジャンルは、他の人々に任せます。

 娯楽作品というのは、自分の好きや得意分野で戦って……他の分野は他人に任せる。

 これが一番大切なのである。


 小説家というのは研究者に似てるのかも。

 研究者は、全ての学問に精通しているわけではない。自分が研究している学問とその周辺知識だけを知っていればいい。

 国文学を研究している人が、天文学や物理学、海洋学などに通じているわけではないじゃない。で、それと同じなんだよなぁ。


 自分一人で全てのジャンルを開拓しようと思っているからこそ、無理があるんだよ。

 それに現在の需要が高まっている、もしくは集客がしやすいという理由で、国文学の研究者が情報学や金融学などに手を伸ばすのは……勉強熱心な点は評価するけど。


 お前はお前の分野を研究しろってなる。

 で、小説ってのも、それと同じで。

 一人一人が研究者や探究者になったつもりで、自分が目指す道を突き進めばいい。

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