折り合いをつけることは大切だなと思った話

 昔、私が書いていた小説に、素敵な感想を送ってくれた人がいた。

 もうそれが最高に嬉しくて……嬉しくて……(´;ω;`)


 偶然、見つけてくれたんだってさ。私の作品をさ。


 という前提条件を元にお話をさせて頂きますと——。


 作家と読者の折り合いを付けることは、大切だよねってお話です。


 作家は、自分の人生を削って、作品を生み出すじゃないですか。

 だからこそ、それなりに読者から評価を貰いたいはずなんですよね。

 でも、それは読者も同じこと。

 面白い作品を読みたい。それも、できる限り、多くの作品に触れたい!!

 その意思が強いので、次から次へと面白い作品を読み漁っているわけです。


 それで、私は思いました。


 作家と読者の折り合いを考えることが大切なのではないかと。


 作家は自分の面白いを届けるために書いていますし。

 読者は面白い作品を読むために漁っていますし。


 で、これをもっと大雑把に言うと——。


 自分の面白いを届けることができれば、作家は幸せになれる。自分が面白いと思った作品を気に入ってくれる読者がいる。

 それだけで、作家というのは幸せな気持ちになれるのさ。本当に。


 でも——。


 面白い作品を書くために、必要な時間を調整しなければならないよね。

 作家は、面白い作品を書くために、時間を計算しなければならない!!


 どんなに面白い作品を書けるとしても——。

 数年単位で連載が止まってしまうと、ダメじゃないですか。

 途中で連載が止まってしまうと、作品の勢いが途絶えてしまうし。


 で——。


 その対策としては——。


 作品を1ヶ月以内に完結させることだと思うんだよなぁ〜。

 どんな作品であろうとも、1ヶ月以内に終わらせることだとね。


 正直な話さ。


 1ヶ月以上も続けることは大変なんだよね。

 私もさ、1ヶ月以上も連載するためには、余程の覚悟が必要だから。

 書く気が起きないとでも言ったほうがいいかも。


 1作品を数年単位で書き上げるタイプの人は、本当に素晴らしいと思います。

 ただ、そ〜いう人ばっかりではないと思うのです。


 私は飽き性なタイプなので、1ヶ月で作品を最後まで描けないと飽きちゃう。

 どんなに頑張っても、2ヶ月、3ヶ月ぐらいでもう限界になっちゃうと思うんだ。


 誰もが同じだと思うんだよね。

 頑張ろうと思い立つものの、それが長続きしないことは誰にでもあると思う。


 でもさ、長続きさせるしかないんだよね。

 で、それを達成させる方法は、作家の書きたい欲を高めるしかないよ。

 創作意欲が途切れてしまった段階で、小説家としてはダメになっちゃうから。


 で、作家の書きたい欲を上げるには——。


 作品への強い思いが必要だよ。作品に対する情熱と言いますか。

 作品に対する熱い気持ちがなければ、その小説を最後まで通して書けません!


 だからさ。

 作品を書く前に、自分の意思がいつまで持つかを確かめるべきだよね。


(自分の創作意欲は、どこまで持つかを調べるのは超絶大事!!)


 私の場合だと——。


 20日〜60日以内の範囲内だと思ってます。

 ただ、平均して、1ヶ月以内に終わらせられないと無理だなと思います。

 創作意欲が湧かなくなってしまうんだよね、本当に謎なんだけど。


 作家の熱が冷めるまでに、小説を書き上げるしかないんだよね。

 作家の熱が途切れてしまったら、小説の面白さが半減すると思う。


◇◆◇◆◇◆


 余談だけどさ。


 昔はさ。

 小説を書き上げたあとに、謎の達成感があったんだ。

 もう本当に無敵状態。

 この世で自分が一番面白い作家になれた気分と言いますか。

 謎の高揚感があるんだよ。

 自分の面白いを文章上で書き上げたら、もう最高に気分がいいんだよ!!


 作品を書き上げたあとの、もうこれ以上面白い作品を書けないという感動が。


 ただ、ここ最近は、それが全くないんだよね(´;ω;`)


 本当に面白い作品を書き上げたあとは、それがあるんだよ。

 体中の震えが止まらないというかさ。

 もう最高傑作を書いてしまったという謎の自信がさ。


 実際——。


 そうなった作品は、なんだかんだで評価を受けているんだよね。

 読者からも面白かったと言われるようになってるんだ。

 魂が作品に宿るのかしらね。本当に謎なんだけど……。


 本当に魂を削って書いた作品は、面白くなるんだよな。


 若々しい頃に書いた作品は、そ〜いうのがあったんだよなぁ〜。

 どうしてだろうね。

 荒さの中にも、面白い部分があったんだよな。

 荒さの中にも輝く部分があったんだろうね。


 最近の私はさ。

 そ〜いう作品が全然書けていないんだよね。

 何かさ、心が感動しない作品ばかり書いている気がします。

 心が揺れていないんでしょうね。


 心が揺れるほどに面白い作品を書きたいですね。

 読者の心を揺らしたい。読者の心を荒らしたい気分です。


 私の創作意欲は、もうそれだけだなと思いますよ。


まとめ


 創作意欲を掻き立てるのは、作品への熱量がないと無理な件。

 作品への熱量が強ければ強いほどに面白い作品が生まれると思う。

 作品に魂が込もるんだろうね。読み手の心にも響くのかもしれません。


 本日も30分以内に、エッセイを書くことができました(´;ω;`)


 一言でまとめると——。


 作家が面白い作品を提供するコストを抑えて……。

 でも、読者が「面白い!」と思える作品を書けたら最高よね。

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