受験〈改〉
長い長い受験が終わった。ここに戻ってくるのはいつぶりだったか、もう覚えていない。努力は報われないと知った。一度蝕まれた心身は元に戻らないと知った。壊れた。ネジをなくした。どういう表現がふさわしいのか、もうよく分からない。
やぁ。この文の上に、一行空いているところがあるだろう?これは半年間の月日を表している。(半年後の私が「やぁ。」から下を加筆しているということです。)
みんな喜べ。私は生きている。ネジをなくしたまま、法則も無く暴れている。蝕まれたからだのまま、無機質な踊りを披露している。そんな感じだ。うん、自分でも何が言いたかったのか忘れた。
簡単に言うと、第一志望に落ちて、恋人と別れて、その他かくかくしかじかの後に病み散らかした。それだけだ。気にするな。人生、先は長い。明るくいこう。楽しくいこう。大丈夫だよ。
まくし立てて終わらせようとするぐらいには、今も抱えている。
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