之っと
えっと、の、この、「え」がね、「之」に似てるよねっていう話。「え」の元の字は「衣」だから、関係ないはずなんだけど。ほら、この、活字のフォントで見ると、そんなに似てないけど、よく考えると自分で「之」って書く時こんな形にしないもん。フォントを作った人も、「え」と「之」の似ているのを認めて、わざと「之」の形を変えたんだよ。知らんけど。
なんでそんなことを思ったってね、古典の授業の時。漢文によく出てくるでしょ。「之」。で、自分でノートに書き写してた時に思ったんだよね。平仮名混じってる。いや違うやん。って。一人ツッコミ。ツッコんでくれる友達には恵まれているけど、授業中の、ノートの中で繰り広げられた漫才だから、一人二役こなすしかないのです。ノートの閉じ目がセンターマイクに見えてくる。いやそれは盛った。
明日はそんな古典のテストがある。緊張するけど、国語は楽しいから好き。何が楽しいって、正解があること。本当にそうだったかなんて分からないのに、大人が無理やりに決めた正解。それ以外の答えは問答無用で斬られる世界。塾の先生に、「国語は私情を入れちゃダメ」っていわれる。長くなりそうだからこの話はまたの機会にしようね。
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