第33話 総力戦
しっかりと休息を取ってから、巨大迷路の攻略を再開する。
相変わらず魔物達はバランスのとれた編成を組んで現れる。そんな魔物達との戦いを楽しみながら巨大迷路を進んで行くと、遂に出口らしき扉が見えてきた。ここまでの戦いから、簡単には出してくれないんだろうと思いながら、先へ進んで行くが魔物は現れない。『えっ』と思いながら出口らしきものを通り抜けようとすると、
『あの扉の向こうから魔物の反応があるよ。数は50体を越えてるかな?もっと多いかも知れない』
「終わったと安心させたところを一気に襲撃するつもりだったのかな?気をつけて出るよ」
土人形が現れた瞬間に、大量の飛来物が飛んで来て土人形は一瞬で崩れ落ちた。
「私が空間魔法で転移して全ての注意を引き付けるから、3人はその隙に入って安全を確保してね」
「「OK!」」「かしこまりました」
私は土人形を壊された場所より更に先へと転移する。突然私が現れた事に驚いたのか、少し反応が遅れながらも物理と魔法が襲ってきた。私は
『ハルカ、アニー達が出てきたよ』
『この数だから全開で戦うよ!アニーとエリカは魔法を発動させて、パーネは空間魔法で
『『OK!』』
トラパーネが1人で攻撃と空間の魔法を使用すると、魔力消費が激しいので直ぐに魔力枯渇に陥る。なので分担してもらう事にしたの。
アニエラとエリカが攻撃魔法を発動すると、トラパーネは
『私も負けてられないね!
『OK!』
防御は
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