第34話 エルピス山脈再び

 最後の将軍級ジェネラルを倒してから拠点へと戻って、2日程は体を休めたの。

 そして、今は沈黙の森フォレスト オブ サイレンスで最後の夕食の準備中。


 今回の戦いで私は将軍級ジェネラルからは〚体力+100〛を強奪した。更に沈黙の森フォレスト オブ サイレンスに君臨する3体の将軍級ジェネラルを倒した事で、私とアニエラは〚森の制圧者〛の称号も得て、ボーナスはステータスALL+50という内容だった。


「アニー、ご飯の用意出来たよ〜」

「は〜い、待ってました〜♪」


 夕食の準備が出来たので、会話を楽しみながら食事をとった。


「明日はエルピス山脈へ出発するから、ここでのご飯はこれが最後だよ」

「エルピス山脈懐かしいね。ドラゴンはまだ暴れてるのかな?」

「流石に住み着いてるなら落ち着いてるんじゃないのかな?」

「私達が山脈を超える事を考えると居なくなってて欲しいね」

「まぁ、居たら居たで触れるチャンスがあるかも知れないんだけどね(笑)」

『流石にそれは認めないよ!』

並列思考セレブロが認めないんじゃ?」

「うん、並列思考セレブロが認めないと言ったとこだよ(笑)」

「ごちそうさま!ハルカ良い?」

「OK!」

『僕もアニーに合わせて動かすよ?』


 並列思考セレブロが、アニエラの吸血に合わせて魔力を動かしたいと言うので、渋々認める事にしたの。


「2人とも程々に頼むよ?」

「『了解〜』」


 全然判ってくれたなかったの……

 打ち合わせしたかのような絶妙なタイミングで、常に刺激を与えられて思考回路は崩壊して何度も達しちゃった♪


「はあっ、はぁあん、もぅ……ダメぇ〜」


 最後は頭が真っ白になって落ちちゃったので、そのまま朝まで眠ってしまったの……


 そして翌朝を迎えて、私達は再びエルピス山脈へ向かって行ったの。今回は滞在しないで越えて行く為にね!


➖➖➖第三章 完➖➖➖

 明日より第四章 スライムヴァンピール編を開始します。


 エルピス山脈を越えて更なる進化や、新たな仲間が登場する予定なのでお楽しみに♪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る