第10話 半吸血鬼の少女
幼い少女は
[トラビス.衛兵]〚鑑定眼〛〚槍術〛
私は〚鑑定眼〛を選択した。
『ハルカ、〚鑑定眼〛を強奪したよ。これで事前に相手の情報を確認できるね。』
『うん、アニエラを守る者が居なくなって、なんか申し訳なくて喜べないよ(汗)』
スキルを強奪したので、アニエラに改めて追われる理由を聞いてみる。
「まず、本来の姿に戻るね。流石に裸は恥ずかしいから(汗)」
「本来の姿…?」
そう言ってからスライムに戻る。
「私はハルカ、スライムなんだよ。魔物だから人を敵だと思ったの…トラビスさんの事はごめんなさい。話しは変わるけど追われる理由を詳しく教えて欲しいの、」
「あっ…うん。」
アニエラは、母親が妊娠中に
出産後に覚醒した母親は、街に大きな被害をもたらしたけど討伐されたけど、アニエラには
ところがアニエラが10歳の時に、教会で洗礼で聖水を額に当てられた時に拒絶反応が起って、
「アニエラ…本当にごめんなさい…」
私は敵だと思っての行動だったけど、自責の念苛まれたの…
「いえ…魔物が人を敵だと思うの仕方ない…」
「ねぇアニエラ、あなたが安全に暮らせる場所を見つけるまでの間、私と一緒に行動しない?あなたの恩人を殺したスライムと一緒になんて嫌かも知れないけど、ここは余りにも危険過ぎるのから…」
「いいの?足手まといになるよ?」
「気にしないで、立派な行動をしたトラビスさんの為にも、アニエラが安全に暮らせる場所を必ず見つけるからね。」
「あの…ハルカさんよろしくお願いします。」
「うん、アニエラよろしくね。」
私はアニエラが安全に暮らせる場所を見つけるまで行動を共にする事にしたの。
『ハルカ、本当に良いのかい?確実に足手まといになるよ?』
『私の責任でアニエラを守る人を殺しちゃったから、私がトラビスさんだったら…アニエラを助けてたと思うの。それに…私ならアニエラを安全な場所へ連れて行ける可能性があるでしょ?それなら助けてあげたいの。』
『判ったよ。』
➖➖➖新たなスキル➖➖➖
〚鑑定眼〛あらゆる物を鑑定する事が出来る【特殊眼】の1つ。
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