第22話 それが私の生きる道
ゆっくり、ゆっくりと[
何とか尻尾に触れる事が出来る場所へ辿り着いたの。雑草に変化しておいて、触れて起こしても私だと気付かれ無い対策を取った。
そして、[
[
どれも良さそうなスキルばかりだけど、私は〚高速再生〛を選択する事にする。優先するのは死なない事なので、傷を追っても再生するスキルは絶対に欲しいからね。
『ハルカ、〚高速再生〛を強奪したよ。』
これからも奪えるスキルは命を守る物を優先していくの。
それが私の生きる道だから。本当なら〚
安全な場所まで移動して『ホッ』と一息ついたの。
『ねぇ、わたし頑張ったよね?』
『えぇ、ハルカはよく頑張ったよ』
『だから、ご褒美を頂戴ね』
『お安い御用。ただ、余り大きな声を漏らすのは危険だから気を付けるんだよ?』
『うん、無理かも知れないけど、出来るだけ我慢するね』
『じゃあ、ハルカいくよ』
〚
「はぅ、本当は凄く怖かったのっ……」
『判るよ。本当によく頑張ったね!ここの魔力を動かすとどうなるのかな?』
「んっ……」
私は〚
➖➖➖➖新たなスキル➖➖➖➖
〚高速再生〛傷を負っても高速で再生する能力で、回復速度は1秒で体の1%を再生する事が出来る。スライムであるハルカは、魔核を完全に破壊されない限りほぼ不死身となった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます