第14話 蟲殺し
〚
草原を注視して未知の魔物を探すと、『ぶ~ん』と重低音の効いた音が聞こえる。前世の記憶からだと[蜂]だと思う、毒針を持ってる可能性が高いので、絶対に見つからない様に身を潜めながら[蜂]と思われる物を探すと、体長1m程の身体に、鋭い槍の形をした両腕と、強固な刃の様な顎を持つ[蜂]が飛んでいた。
あれは隙を突いても無理だと判ったけど、寝てる状態なら能力を奪えるかも知れないので、尾行する事にした。
出来るだけ距離を取り、〚
共に飛行タイプであったけど、[鳥]の方が圧倒的速いので[蜂]も善戦するけど、片腕をもがれ羽根をちぎられ、地面に落下したとこを爪で腹を貫かれて決着がついた。[鳥]は倒したら興味が無くなったのか、そのまま飛び去って行った。
私は直ぐに[蜂]を確認しにいくと、瀕死の状態だけど生きていた!生きてさえいれば、倒せばポイントも入るし能力も奪えるはず。
「私が傷付けた訳では無いけどトドメを刺させて貰うね〚
頭を貫かれた[蜂]は絶命した。
[
スキルが2つしか無いかと思ったけど、もう1つ〚
奪う能力は〚
『スキル〚
今回は運良く[
その後、日が暮れてから〚
『蟲族を大量に討伐した事により[
私は新たな称号[
『是、体力があれば〚変幻自在〛で魔物に変化して、その魔物の力を引き出す事も可能になりますが、対象の魔物と同じ体力が無いと威力は再現出来ません』
まだまだ〚変幻自在〛を使い熟すのは先になりそうだね(汗)
➖➖➖ハルカのステータス➖➖
【名前】ハルカ Lv11
【種族】スライム
【HP】23
【MP】23
【体力】43
【敏捷】23
【精神】100
〚並列思考〛〚無限収納〛
〚変幻自在〛〚能力強奪〛
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〚
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➖➖➖➖新たなスキル➖➖➖➖
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