第13話 熟練度上げるのに俺はめっちゃ苦労します
ここがどこなのかは俺もわからない、でもこれだけはわかる、危険な場所だ
嫌な空気がよく漂っているような場所だった
「とりあえず、レイスたちを探さないと」
そう思いスキル欄を見ると
スキル
使用不可
使用不可
使用不可
・・・・・・
「なんだよ、これ」
すべてのスキルが使用できなくなっていた。
原因はスキルを8万種以上同時使用が原因だろう、だが力は変わっていなかった
拳を振りかざせばあたりをすべて吹き飛ばすような力、これだけ俺に残されてた
うーん、大丈夫かなぁ、相当不安だ
ここにいても仕方ない、えーと、太陽の方向的に、運が良ければこの方向を行けばアルバン王国に着くであろう。
そして俺はずっと一直線へと向かった。もちろん敵がいないわけではない
「また魔物か、本当に多いな」
魔物の量も多いし、力もそこそこあるから厄介だ、何とか殴りで倒せてるところは女神に感謝だ
俺は少し修行がてら行くことにした、魔物と戦い体術を学ぶ。一部魔物の動きを真似することになるが、、以前の俺はスキルに頼りすぎていた。
次々と来る魔物を倒し続けていると
集落を見つけた
少し小さいけど人は多かった
「君?旅人かな?」
「あ、そんな感じです」
出てきたのはこの集落をまとめている人だった
事情を聞くと、魔物が活発化したせいで国に群れが迫り、危ないところを逃げて来たそうだ
ここも大変だったんだな、そう俺が暗そうに話を聞いてると、俺の後ろに腕を回し笑顔で
「気にすんなって!少しずつ復興すればいいことじゃないか」
何か手伝えることはないかな?
「あのー、良ければ復興手伝います!」
そう言った瞬間、次々と俺を頼りに来る人がやってきた
「すまない、これちょっとあそこまで運んでくれないか?」
「そこのにーちゃん!こっちもお願いだ」
なぜ、国が危険になって、こんなにも危ない生活をしているのに皆は元気なのだろうか
俺には分らなかった
そう思いながらも手伝いを続けて、夕方
「ありがとうなぁ、兄ちゃん、仕事がはかどったぜ、またよろしくな!」
「はい」
今日はこの集落で泊めてもらうことになった
そして、珍しい客人の歓迎会があるそうだ、俺のことだろうなぁ、
俺は、疲れたし寝るかぁ、
そして次の日、
「ほうほう」
魔力操作熟練度2 体術1
終わってるなこれ
すぐ集落を出て力をつけるかぁ。
支度をし集落を出る準備を行った俺は、みんなにお礼を言った
「お世話になりました、本当にありがとうございました」
そして俺は出る
俺が向かった先は、魔物の森、、名前でわかる通り、魔物がめっちゃ出るのだ、なんと、フェーズクリスタルが約5個も!?
多すぎるな―――。まぁ狩りまくるか
そして俺は狩りに狩りまくった
「お!ここにはリーフウルフにローライオン!、はっ!」
うーむ、ここだとすぐ熟練度が上がりそうだぁ、いいね!
お、あそこにも何かいるな、行ってみよ、
そういった先にいたのは
・・・え?エンシェント、ドラゴン!
「ぶん、殴ってみる?えい!」
寝ているエンシェントドラゴンの顔にパンチを一撃入れると、エンシェントドラゴンはめちゃめちゃ吹き飛んだ
「あ」
『体術の熟練度がアップしました』
ん?初めて聞く声・・・
熟練度がアップした?ちょっと見てみるか
体術1→3
うん?意外と上がってるな、エンシェントドラゴングッドだぜ
やっぱこれは強いやつを倒せば強くなりやすいのか
そして俺はあるやり方をやることにした
「フェーズクリスタル、どこだあー--!」
あ、一つ目見つけた―
フェーズクリスタルをすべて見つけ一か所に集める、そうすることで
ジャジャーン・・・
「なんと、オメガドラゴンが5体出ましたぁぁ」
ぶん殴ってみた、オメガドラゴンは大幅にダメージを受けたが一撃では倒せなかった
俺、やばいことしちゃったかもしれん
手加減なしでは生きられない、無双の能力を手にして召喚された ~さて、次はどんなスキルを使おうか~ 御白 えしー ーネクスト→ 所属 @IDkangaerunomendoi
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