共産主義への畏怖と憧憬

西山博雪

コラム

先日、#日本共産党 の #吉田えいさく 議員から電話があり、あなたが隣組の人とトラブルを起こしていて党が迷惑だから、共産党のポスターを掲示板から外してほしいとの依頼があった。私は承諾しすぐにポスターを外した。

しかし、近隣トラブルはそもそも私が共産党の掲示板を自宅の外壁に付けたことから始まっているのであるから、本来は私が迷惑だろうからポスターを外してと言うのが筋である。

共産党が迷惑だからポスターを外してと言うのは、近隣トラブルの原因を私個人においているけれども、実際のところは共産主義に対する畏怖である。


私が日本共産党を応援するのは自国からアメリカの基地を排除して、日本に真の戦後をもたらすためである。先の大戦の戦後は安保によりまだ継続していて終わっていないのである。

その安保を破棄するのには共産党が野党第一党となり、連立政権で政権をとることが必要なのだ、だから私は共産党を応援している。


私の憧れは原始共産社会である。

私達人類は石器時代から縄文時代までは、原始共産社会だったのだ。

人類の生活·・社会は、石器時代の狩猟生活の原始共産生活から始まり発展し現在まで続いている。だから本来は恐れることはないのだが、土地の私有化と個人資産を何よりも第一に考えている資本主義者たちはとても恐れている。なぜならば自分の土地や資産を国家権力による摂取から守るためである。


その昔欧州からアメリカに渡った開拓移民達に根強いそういう共産主義への畏怖からくる反共思想が、特に日本では戦後アメリカの進駐軍によって広く啓蒙されて来た。

その様な共産主義への畏怖からくる反共思想が今回の掲示板ポスター撤去依頼の背景にあるというのが私の主張である。


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