第9話 一服したがるお坊さん

 日常生活に嫌気が差し

人間の社会の森から抜け出そうと考えた末

大谷大学をいきなり再受験して

一発合格したものの

煙草が辞められない。

哲学の授業の時は話に集中しているが

声明演習の後にタバコを一服したくなる。

大学4年間。

なんとかタバコを吸い続け無事卒業して

お坊さんになった。

今でも隙をついて隠れてタバコを一服している。

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