『スーパーヒーローの選択』

やましん(テンパー)

『スーパーヒーローの選択』

 

 『これは、ジョークです。』



 スーパーヒーロー、『ザ、バガボント・ブルー』は、これまでに沢山の要人を救助し、多くの市民を救ってきた。


 と、されている。



 今日も、スーパーヒーローは、倒すべき相手を探していた。



 『えと、では、新しいAIシステムに訊いてみよう。いま倒すべき相手は誰か?』



 AIさんは、じじじ〰️〰️😢


 と、ちょっとだけ考えて、次の結論に至った。



 『やましん。テす。』


 『む、なにやつ?』


 『社会に無価値な存在。排除すべきテす。』


 『どこにいるか?』


 『あるいて、30分の範囲テす!』


 『よし、さっそく、排除しよう。』



 スーパーヒーローは、ぼつぼつと歩いて、そこに向かったのである。



 しかし、やましんは、いなかったのだ。


 どうやら、病院に入っているらしいが、その場所は、ようとして、分からない。



 『む、そのような情報はなかったな。まだ、AIは、完璧ではないか。やり直そう。はははははは。』



 スーパーヒーローは、きりっと胸を張り、颯爽と、去っていったのである。

 


 つまり、病院通いにも、利点はあったのである。


   

        ♿🏥


 

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