第6話 Wildcat and Bullet
ヤマネコという殺し屋が私の前に現れ戦闘が開始される。魔法使いがただの人間に負けるわけがないと思ってた私だが、不覚にも足を撃たれて先手を取られてしまう。それにアイツ魔法を見たのにビクともしてない。
ルウジュ:「
ヤマネコ:「爆発してた感じ本当に魔法使いか。どうだい俺の銃弾は、その感じ防げるとか思ったよね?」
ルウジュ:「ええ、調子づいてた私を本気にするくらいにはそれなりにいいものよ」
私は両手をヤマネコに構えて爆破ショットを放った。
ルウジュ:「やった」
ヤマネコめ、調子に乗って近づいてくるからよ。両手指からの爆破2連撃、さすがに奴もただではすまないでしょ、そう思った私だが
ルウジュ:「ぐぅうっうっ!!」」
爆破煙越しから今度はなんと二つの凶弾が私に襲い掛かった、片足をやられた私は反応に遅れて両肩を貫かれてしまう。
ヤマネコ:「子どもの本気なんて背伸びして歩いてるもんだね、ただの2回攻撃とか馬鹿の極みアッー、だよ」
爆発する直前にバックステップしたヤマネコは一つの銃で瞬時に2連銃弾を放ったようだった。この瞬間私は正攻法ではヤマネコには勝てないとわからされた。
ルウジュ:「クソぉお」
ヤマネコ:「魔法使いと聞いて俺それなりに緊張してたんだけど、どうやら俺ごときでも勝てそうだねこれは。もう多分動けないだろうし、殺したら懸賞金として発生しなさそうだしそろそろ連れて行こうかな、勝負ありでしょこれは」
ヤマネコは余裕を持ちながら私に近づく、もはや銃も構えていないことに対して私は少しムカッときた。
ルウジュ:「ふざけんじゃないわよ!」
最後の力を振り絞って私は撃たれた肩を動かす。正直すごく痛いけど生き残るためにはこれしかない、そして私は痛みで揺れる腕で爆破ショットを2発奴に打ち込んだ。
ヤマネコ:「肩を撃たれて腕も上がらないというのに凄い胆力だねぇ、けど二度も同じことをするんじゃないよ」
しかし凄まじいバックステップで難なく爆破を躱されてしまう。
ヤマネコ:「馬鹿の一つ覚えだ、適当に撃って僕に勝てるとでも思っt」
その時だった、バックステップした矢先背後の壁が爆発を起こしたのだ。虚をつかれたヤマネコは避けることも虚しく背中に爆破のダメージを負ってしまった、そして前へと倒れこむ。
ヤマネコ:「なにが起こった、奴の爆破はすでに終えたはず、なぜ俺の後ろから」
ルウジュ:「どうやら馬鹿はあんたの方ね、確かに私は2発撃った、でもあんたは2発目を避けたに過ぎない、壁に食い込んだ一発目があんたをとらえたのよ。」
そして私はヤマネコが倒れて地面に身体がつくそのスキをめがけて肩と腕を動かす、めちゃくちゃ痛し震えるけどこの手練れを殺るには今しかない。外したら今度こそ死
ルウジュ:「死にゆくあなたに改めて紹介するわ、私の魔法は銃のように構えた指から爆発物を放つの。拳銃より射程は短いけど、爆破のタイミングは任意で選べるらしくて私はこの爆破のダメージを受けないの。どう勉強になった?」
ヤマネコ:「へぇ、わからさられたのはどうやら俺の方ってか」
ルウジュ:「うんそうね。じゃあバイバイ、楽しかったよお兄さん♡」
バァァアンっ!
やかましいほどの爆発を響かせてヤマネコは完全に焼かれた。
しかし私も血を流し過ぎてしまった。
1章・完
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます