第1話への応援コメント
何気に開いて読んで驚いて
一枚の絵画のような作品ですね。
生きるための選択肢が死に直結している。
妹の遺体を麦畑に埋めることを拒んだのは
悪循環の切断と関与させない思いと
妹の命を奪った大地への強い拒絶感でしょうか。
生の本能と死への憎悪そして悪を否定する意思を感じます。
良き作品でした!
作者からの返信
よどりん! 素敵なレビューをありがとう!
よどりんみたいのも書くけど、基本、こうなんだよねー。ただ、こういうのはなかなか恥ずかしくてねえ……あんまり公開できない(笑)
これは短いからだいじょうぶだけど、公開するのにも相当時間がかかった。こんな風に言ってもらえたので、今、公開してよかったと思ってる。ありがとうございました。
第1話への応援コメント
福山さんの近況ノートから^p^
こういうのは外国のファンタジーに限らず、割と近年でも、日本でも起きていたありふれた出来事なんでしょうけどね
自分なんかすぐ病気にかかって死ぬか、育っても口減らしの為に捨てられるかの道だろうなあ^p^
近年のコロナ禍の様な厄災がありふれていた日常で、せめて不条理な死から逃げ出そうと藻掻く兄妹の行動を滑稽と笑う事が出来るのはその時代を知らない幸せな時に生まれた人間の罪ですやな
作者からの返信
読んでくださいまして、ありがとうございます。
子供の頃は、世界は平和でみんなわりと普通に幸せだと思ってたんですけど、だんだん違う方に転がって行ってる気がしますよね……。「死」って、自分が思ってるよりもずっと近くにあるんだなあ、って、最近ことさら強くそう思いました。
編集済
第1話への応援コメント
コメント、失礼いたします。
日々の忙しさの中で忘れがちですが、生きてるんですよね、私たちは。
そして、いつしか死ぬわけで。
それは、十年後かもしれないし、一時間後かもしれない。
だから生きる意味を見出そうとしますが、私は見つけることができていません。
生きる意味を問いかけるような、短い詩でありながら胸に来る重厚な物語でした。
(近況ノート拝見しました。返信不要です)
作者からの返信
下東さん
ありがとうございます。やっと、気持ちが落ち着いてきました。これから少しずつ戻していこうと思いますので、よろしくお願いします。
編集済
第1話への応援コメント
最後、切ないですが、それが人の成すべきことなのかな。と、思いました。
私は個人的に、会いたい人はほぼみんな、あの世へ帰ってしまったので、何となく、死についての怖さはあまりありません。
が、私がこの世からいなくなって悲しんでくれる人が一人でもいるのなら、これからも、一生懸命生きて行かなきゃなーって、改めて思いました。
それと、私もこんなふうに想いを表現出来たらな。って、すごく思いました!!
作者からの返信
Chocoさん、ありがとうございます。
わたしも、同じです。死ぬこと自体に怖さはありません。わたしの周りでもたくさんの人が亡くなり、それを見ているうちに、「死」って結構近いところにあるよね、と思うようになりました。
ユーゴが、「なんでこんな思いをしてまで生きて行かなきゃいけないのか」と思いつつも、生に執着する様を描くことで、私の感じていることが少しでも伝わればいいな、と思いました。
読んでくださって、星まで下さって、ありがとうございました!!!
第1話への応援コメント
古代ギリシアではインテリ層の口喧嘩はラップバトルだった(特定のリズムに合わせて語る)、と知ってから、日本のラップは和歌だなと思っていました。
これを読んでまさにそんな感じ、と思いました。
作者からの返信
ええ、古代ギリシア、すごいなあ。ラップバトルだったら聞いてる方も面白そう。
これねえ、〇十年前に見せたときは、みんなにけちょんけちょんに言われてたんだよ。まさか評価いただけるなんて……。
時代の流れ、なんですかね……。
編集済
第1話への応援コメント
コクトーやヘッセの詩(?)のような。
そこはかとなく恐怖が迫ってくるようで、死が身近なものだと実感させられる文章です( ´ ▽ ` )ノ
作者からの返信
歩夢図さま
コクトーとかヘッセなんて、ほめ過ぎです!!!
でも、怖い感じが伝わっていたらよかったです。ありがとうございました!!!
第1話への応援コメント
短歌とは思えないストーリー性、スピード感に圧倒されました
ちょっと恐いくらい迫力があって、死についても考えさせられました
作者からの返信
真朱さま
お読みいただき、ありがとうございました。
ずっと公開するかを迷っていましたが、そんなふうに言っていただけて嬉しいです。
第1話への応援コメント
ぞくぞくが止まらないです。
容赦がない。
わらい、はしり、むぎがのび。
だれがいてもいなくても、そらはずーっと、ずーっと、広く蒼く。
作者からの返信
壱単位さん!
ありがとうございます! これ、いいですね。句に、句でお返事をいただける(実際は詩ですが)。これでまた句で返すと、すごいことが起こりそうです。
レビューコメントの最後の一文、鳥肌立ちました!
お星さま並びにレビューコメント、ありがとうございます!
第1話への応援コメント
初めまして。涼(すず)と申します。
凄いです。もう、凄すぎて、言葉が出て来ません。
戦争を繰り返す、人間の強欲さ、身勝手さ、傲慢さ…。
それを前に、何故、それでも人は生きようとするのか…。生きなければならないのか…。
凄い…。
作者からの返信
涼さん、読んでいただいてありがとうございます。
強い言葉をたくさん使っているので、公開には勇気が要ったんですが、そんなふうに言っていただけて、公開してよかったな、と思いました。
星までいただいて、ありがとうございました。
第1話への応援コメント
ユーゴのある意味、無垢な愛、妹に対する愛。現実と噛み合わない、どうにもならなさ。
それを食べて死んだ村人。戦争のむごさを、たとえばベトナム戦争を思い出します。
これは、ブラックというよりは、人間の真実を、語ったヒューマンドラマ。素晴らしくて感動しました。
作者からの返信
香坂さん、ありがとうございます!
ずっと、世界って自分のまわりと同じように平和だって信じてきたんですよ。でも実際はそうじゃない。それに気づいた時に、守るべきものが何なのか、考えさせられますよね。
お星さまと、素敵なレビューコメント、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
命のサイクルが決して優しくないと知った時、妹の魂の救いがわからず、ただ逃げるしか出来ない。でもね、ブラックって言うけれど、僕は逆説的に人の感情や想いこそ、死や冷たい現実に抗える唯一の武器だと思いました。これは歪に見せた美しい愛の物語( ;∀;)
作者からの返信
福山さん、どうもありがとう。
殺伐とした中にあるからこそ、普段は気づかない大切なものがひときわ輝いて見えるって、往々にあることだよね。
普段の生活にあるささやかな幸せって気づかずに通り過ぎがちだもんね。歳を取ると痛みにも鈍感になるし。
ステキなレビューとお星さま、どうもありがとう!
第1話への応援コメント
本当にブラックだった……
死んだ体を畑に埋める
が、とてもこわかったです。
月森さん、うまいなあ。映画みたい。
作者からの返信
しまちゃん、ありがとう。
いろいろ怖いよね。もとはもっとこわかったんだけど、形式を5・7・5・7・7に変えると、怖さが和らぐことに気づいてさ。
もとは7から始まってたからもっと怖かった。(笑)
お星さま、どうもありがとう
第1話への応援コメント
なんで生きないといけないんでしょうね。
生きるって何だろう。
作者からの返信
生きるって、大変だよね。昔は辛いとき、「多分、今がどん底」と思いながら生きてたけど、最近は多少のことでは動じなくなった(笑)
第1話への応援コメント
遺体を隠す少年。
生育と死が輪をなして、表裏一体だからこそ、死を受け入れねばならぬ。
伸びゆく麦はそう言っているように思えました。
ユーゴは戦いを見たというのに、死を受け入れられずにいる! 逃げてどこへゆくのか、、
禁じられた遊び、という映画を少し思い出しました。死を冒涜する禁忌……
色々とかき乱してくれる句でした。
作者からの返信
浅里さん
そうなんですよ。子供なので、たくさんの死を見た後に自分を育むものがそこから来ていると受け入れられないわけですが、これが大人になったときにどうなるのか。
やはり受け入れられないのか
受け入れて村に戻るのか
これ、続きのとかあって、もっとドロドロしたことになってるんですよ。公開するかどうかはわからないですけど(笑)
お星さま、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
一つの詩として読ませてもらいました。一つの事実を飾らず、作らず、詩の皿に乗せることは、やはり天性が必要だな、と思いました。
作者からの返信
aono-haijiさま!!
詩の大家にそんなことをおっしゃっていただくとは!!
お星さま、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
妹の干からびた死体を抱いて走る、ユーゴ。
気持ちはわかるので、胸が痛みます。
作者からの返信
本城さん、読んでいただいてありがとうございます。
いろいろ殺伐とした世の中ですが、お互い、がんばって乗り切りましょう!
お星さま、ありがとうございます!
第1話への応援コメント
リアルな”転生”モノとか言うと、誤解を生んでしまいそうで怖いですが、元々”輪廻転生”ってそういうものなんですよね……。
妹の意思だけでなく、その形が変わってしまう事に、または、失われてしまったという事実に抗いたかったというのがユーゴの心境だったのでしょうか?
また、それにより育ってきた自分にも嫌悪や疑念を抱いていたのでしょうか?
などと、質問ばかりのコメントで申し訳御座いませんm(__)m
考えさせられました。
有り難うございました。
作者からの返信
麻田 雄さま
初めまして、ですよね? この短い文章に、それほど深い考察をしていただき、ありがとうございます。作家冥利に尽きるというものです。
わたしは、文学、というものに一つの正解というものはなくて、みなさんがお感じになったこと、それ自体がそれぞれの正解だと思っています。なので、麻田さんの「正解」を共有していただいたことがうれしいです。そして、その「正解」を聞かせていただいたことで、わたしは作者ですけれども、別の切り口を見せていただいた気がします。(これは、どの方の「正解」からも同じことを感じます)。
深く読み込んでいただき、考察していただき、ありがとうございました。