ずるいし、やることが卑怯。下らない。

エリー.ファー

ずるいし、やることが卑怯。下らない。

「涙が止まらない」

「何故ですか」

「だって、涙が止まらないから」

「理由になってない」

「聞いて下さい」

「最初から聞いてますよ、ずっと」



「桜を読む」

「君と僕ではないだろう」

「完全には遠い」

「世界は今日も不完全である」

「戦場には光が満ちているだろう」

「光線銃を撃ってくれないか」

「いいや、もっと強く打ってくれ」

「白い概念」



「音には」

「風には」

「蜘蛛には」

「箪笥には」

「光には」

「死角には」

「三角形には」

「壁には」

「襖には」

「夢には」

「もしも、もしも、どう考えるか」

「雲か、あぁ、雲は、雲だったのだ」

「嘘と法螺」



「通してくれ」

「通せない」

「通して欲しいんだ。頼む」

「すまない、通せないんだ」

「通してくれ。お願いだ。急いでいるんだ」

「すまない、本当にすまない。他を通ってくれ」

「いや、ダメなんだ」



「火事は見えている」

「マッチですか」

「いいえ、ライターです」

「マッチでーすか」

「いいえ、ライターのようなものです」

「バールですか」

「いいえ、バールのようなものです」



「ソファーを硝子の中に入れてくれ」

「無理です」

「まぁ、無理だろうね」

「厄除け」



「画面の中に住んでいる」

「誰と誰が、四角くなるのですか」

「バカめ」

「いやいや、バカめ」

「バカバカしい」

「大バカ者」

「バカが」

「死ねクソボケ」

「二度と立ちあがるな、死ね」

「死なないぞ、生きる」

「死に様だけで、生きてくれ」



「ダウンロードは、何もかも教えてくれる呪いだと思います」

「何故、溶岩の中に住んでいると勘違いしたのか」

「男性は、不幸の塊です」

「女性は、強く気高い存在です」

「それもまた幻覚ですか」



「キック」

「キックボクシング」

「キックボクシング風サラダ」

「キックボクシング風サラダオイル」

「キックボクシング風サラダオイルソテー」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せ」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチ」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァ」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァマルゲリータ」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァマルゲリータアイスクリーム乗せ」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァマルゲリータアイスクリーム乗せサービス」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァマルゲリータアイスクリーム乗せサービス」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァマルゲリータアイスクリーム乗せサービスに春の気まぐれ風ソースを添えて」

「キックボクシング風サラダオイルソテーの気まぐれ風シェフの風邪気味唾液乗せの極ランチセット付ピッツァマルゲリータアイスクリーム乗せサービスに春の気まぐれ風ソースを添えてから、やっぱり添えない」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ずるいし、やることが卑怯。下らない。 エリー.ファー @eri-far-

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ