ラショナル・エゴの塊において

君は、他人には理解できない苦悩を持つことがある

それが誰であろうと、どんな人間であろうと

この気づきは一生涯大切にし続けた方がいい

その絶望こそが君を支える最大の力になるのだから


人は人を完全には理解できない

そのこと自体には何も言うことはない

でも理解されたい、わかってもらいたいという欲望は

人間が人間たる絶対の基盤のはず


だからそれが打ちのめされた時

希望は消え失せ絶望だけが残る

だけどそれはチャンスなんだ

君には”誰にもわかってもらえない“という絶望が要る


どうかそれを”ストレス解消“で失わないで


君はこの話をもう他人には話さない方がいい

どうせわかってもらえないし諭されるだけだ

“普通はこうだ”と言われるだけで終わる

君は君で苛々が止まらないし健康に良くない


君はもう“普通”ではなくなっている

君はもう流れに流されるだけの人間ではない

君は“ちょっと立ち止まれ”る

世界を救うも滅ぼすも君次第


どうかそれを“ただの妄想”で片づけないで


仕方がない いろいろあった末の運命だ

だからそこで君には選択権がある

元に戻るか、それとも、“世界を選ぶ”か

もしも君が運命の本質を掴んでいるのなら


それでもどうせ君も他のみんなと同じように

結局は流れ流れた場所に落ち着くだけだ

そこはどうしたって変わらない

だがもしも君が

自分が“組み込まれている”と自覚できたなら––––

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