第2話
内田直は高校1年生美しい顔立ちをしている。
最近染めた金髪が、その白い肌に映えていて眩しい位の美少年だ。
彼には好きな相手がいた。
北山樹彼は同じクラスメイトで背が高くて180cmはある。体型はスマートだが筋肉質でもある。
髪は染めていない黒髪だ。
私は杉野舞私も髪を染めていて茶髪のボブヘアーだ。
周りの女子達には可愛いいと褒められた事はあるが自分ではどうだろうと思う。
私にも好きな人がいる。
その相手は内田直くん同じクラスメイトだ。
3人はクラス内でも仲が良かった。
でも私は知っている直くんが好きなのは北山くんだ。
北山くんは直が好意を持っている事には気が付かない。
だって北山くんはノーマルな男の子だもん。
まあ普通は女の子が好きだよね。
私も男子が好きだし、だから直くんが変わっているって事?
ある日直くんから私に相談があると声を掛けられた。
やっぱり直くんは
「これ秘密なんだけど僕さあ樹の事好きなんだよね、樹と一緒にいるとドキドキしちゃって、あ~好きなんだなって思って…どうしたらいい?」
(バカ!直くん私だって直くんの事好きで毎日ドキドキして今だってドキドキしてるのに)
私は3人の関係を壊したくなくて直くんに告白する事が出来ないでいる。
それなのに直くんの恋の相談なんて残酷すぎるよ〜。
私は直くんに「樹くんに告白してみなよ!案外上手くいくかもよ~」って適当に答えていた。
直くんは素直に「そうだよね~言ってみなきゃわからないし」と真っ赤な顔をして笑っていた。
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