そこらのK殿@24nkさんの作品は初めて読んだが、頭ひとつ抜けているとても面白い作品だと感じた。ストーリー構成や話の語句の使い方が個性的で他にはない小説であった。まだ1話目しか読んではいないがとても引き込まれたので新規としてこれから読んでいきたい。
ファンタジーは当然、空想の産物で紙に書いたりしないと存在し得ない。けれども、一度何らかの形。つまり、目で、耳で、口によって、人へ伝えられたなら、それらは人々の心にありつづけるのでしょう。あるいは、存在していくことができるのではないでしょうか。本作では、小説という箱庭の中で、王や兵たちが争ったり、時には戦略を考えたり、時には、同盟や駆け引きをしたりなど、様々なドラマとともに存在をしています。本当に素敵な物語となっております。是非、皆様の心にいつまでもあり続けますように。
純粋なファンタジーの中でもこういった存亡をかけたものに関しては全く見かけなかったので、つい読んでしまいました。ありがとうございました。