第8話 麺聖の対戦

 突如、部屋の空気が一変する。

 不気味な気配が漂い始め、次の瞬間、藤原のラーメンから異形の姿が現れた。


「ミ=ゴラーメンがついに完成したわ!私はついに至高に至ったのよ!」


 ――巨大な触手を持つ存在が、圧倒的な威圧感と共に部屋を包み込んでいく。


 清水とジョンは恐怖に震えながら、ミ=ゴラーメンに立ち向かう覚悟を決めた。麺聖教団の真の目的を阻止するため、彼らは勇気を振り絞る。


 ミ=ゴラーメンは怒号のような異音を発し、触手を振り回して清水とジョンに襲いかかる。二人は機敏な動きで攻撃をかわし、ラーメン作りの技術を駆使して対抗する。


「ジョン!この怪物を倒さなければ、我々の使命は果たせない!」


 清水は決意を込めた声を放つ。


「そうだね!僕たちの情熱と技術で、この脅威を打ち破るんだ!」


 ジョンも奮い立ち、力強く叫んだ。


 清水は麺を操りながら、ミ=ゴラーメンの触手を絡め取る。その手つきは俊敏で正確であり、まるで忍者のようだ。

 一方、ジョンは炎を纏った熱いスープをミ=ゴラーメンに放つ。その炎はミ=ゴラーメンの身体を焼き尽くすほどの熱さを持ち、攻撃の一瞬にはじけて広がる。


 ミ=ゴラーメンは悲鳴のような音を発しながらその巨大な力でなおも迫ってくる。触手が猛然と襲い掛かり、部屋中に激しい戦闘の音が響き渡る。


 清水とジョンは息を切らしながらも、持ち前の勇気と経験と両津勘吉の精神を頼りに戦い続ける。彼らは互いに連携し、ミ=ゴラーメンへの攻撃を繰り返す。汗と努力の結晶が彼らの額に滲み出る。


「この攻撃で倒れるのです!」


 清水が力強く宣言する。


「絶対に逃さないぞ!ラー連の魂を見せつけるんだ!」


 ジョンも意気込みを示し、立ち向かう。


 触手と火炎の舞台で繰り広げられる激しい攻防。戦闘は激しさを増し、部屋は破壊の跡で埋め尽くされていった。

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