第15話 改善か、解散か—宗教二世問題—
宗教二世の問題、そして家庭連合(旧統一教会)問題に対して、大きく、解散を求める元二世の方々や一般の方々の声と、教会組織に問題はないし信者の人権が侵害されていると主張する家庭連合側の声の二つがある。
これらの姿勢のどちらにも、私は属さない。
なぜなら、教会の足らなさを今までたくさん見てきた以上、それを個人レベルや家庭レベルの問題として認識するのは無理がある。しかし、家庭連合を解散させ宗教法人格を剥奪し、二世や三世たちを脱会させたからといって、組織に残っている根本的な問題は変わらないし、それを変えない以上、また犠牲者が出てしまうのは目に見えている。
なので、私個人の意見としては、まずは解散をしないものの、現状に甘んじるのではなく、組織の問題点を徹底的に洗い出し、迅速に改善を図ることが求められると思うし、心からそう願っている。
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