第581話 次は学園祭で!
そんなこんなで今日はお開きに。
俺も夕飯があるし、ちりちゃんの勉強も見ないとね。
近見君は意識が戻ってきてからトミーの武具を見たいそうなので残るらしい。
今藤さんも同様。
まぁ帰りは帰還ポータルだし、トミーの小屋からすぐそこだから帰りやすいでしょう。
ちゃんと解毒薬も残していくから大丈夫。
近見君、学部は情報学部だけどロボティクスを専攻してるらしい。
実家が町工場だそうで鉄板加工を主にしてるそうで、リアルで武具を作るところに興味があったそう。
ダンジョン配信で食べていくもんだと思ってたけどそこはしっかり考えてたんだねー。
トミーの武具、しっかりしてる奴だからいい勉強になると思うよ。
何せクリーチャーズのネオンロードさんが使ってますからね!
「今日はありがとうございました!来週、しっかりいい料理作るっす!」
「ん!私も頑張る。肉焼く」
「ほーかほーか。頑張ってくれー。あ、注意事項はこれにまとめたから。文化祭実行委員長とかにちゃんと渡すんやでー」
「うっす!多分ドラゴン肉のことっすよね?把握っす!」
「余りそうならここまで持ってきて欲しいのう。人間が使うスパイスで味付けされた肉は酒のツマミになるからのぅ」
「……善処するっす」
うんうん、よろしい。
お肉増量の件はトミーから伝えてもらうし、注意事項にも明記したしまぁ大丈夫でしょう。
中庭の飲食ブースは大きめに、肉は各飲食模擬店に配ること、後はゴミ箱は飲食ブースの両端と真ん中に置くこと……うん、最低限この辺かな?
今の模擬店がどういう配置で開催されるのか分からないけどいつもゴミ箱が遠くて苦労してたんだよねー。
芸人ライブとか中央ステージでイベントやる時にゴミ捨てれなくなるのすげー不便だったんよねー。
一応配置案ぶん投げて4年の時に少し改善されたけどその後元に戻ってたりしてるから改善求む。
そんなこんなで今日の探索は終わり。
配信の後の方が長くなってない?
トミーとの絡みもしっかり流してればスパチャ稼げたなー。
反省。
さて、今日は夜から久しぶりに雑談配信でもしようと思ってたけどコラボ配信でとりあえずノルマは達成してるし無しでいいかなー。
ゆっくりお風呂に入ってのんびりちりちゃんたちと遊ぶのもいいなー。
そんな感じで地上に戻るとスマホに着信が。
あれ?福崎さん?
――――――――――
閲覧ありがとうございます!
ダンジョン部のメニューはドラゴン丼とミノタウロス丼です。
流石に模擬店にイェミスタは厳しいかなって……
星、ハート、コメントよろしくお願いします!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます