第445話 緊急コラボについて打ち合わせ
「女性とのコラボってバクハさんとのオークション前の雑談配信以来ですねー」
「言われてみればそうですね。何だかんだコラボするにしても熊本に来てもらわないと田島さんのスケジュールが無理ですしね」
「……すんません」
サラリーマンですから……
ねおばーちゃるのふたりとコラボするので花畑さんに連絡して一旦ホテルのラウンジで会議です。
ゆりは部屋に戻ってちりちゃん達の世話です。
ロクが横浜に連れて行ってガッツリ飯食べてきたらしい。
夕飯、ホテルのバイキングだけど大丈夫かな?
それは一旦置いておいて、コラボ配信ですよ。
オフコラボ、って言われてもピンと来なかったけどVの人がリアルで集まって配信するだけでそんなに変わらないそう。
顔が映らないようにすればオッケーだそうです。
まぁ、俺のチャンネルは配信しなければ問題ないでしょう。
声だけ出演でもいいですからね。
お酒置いて帰るとかもありかな?
「とりあえずコラボについてウチとしては問題ないですね……しいて言うならウチの箱内コラボもそろそろしたい所なんですが……」
「やるなら冬……と言いたいところですけど多分今年もオークションに行くんじゃないですかねー」
「ですよねー。あと師走はなんだかんだ忙しいですからね。配信業だけで生計立ててる訳じゃないですし」
「そういえば筑前さんはOLさんでしたね。年末はどこも忙しいですから」
「ですです。案件配信も増えますからねー。話はそれましたがとりあえずコラボ配信の注意点はその辺ですね。Vのファンは一筋縄ではいかない人が多いらしいので気をつけてくださいね」
ガチ恋勢って奴ですね。
そもそも俺は子妻持ちですからね?
若い子に手を出すなんてやる訳ありません。
しかもダンジョン内じゃなくて家で宴会する感じですよね?
酒飲めませんので酔っ払ってどーのこーのもありません!
「まぁ田島さんなら大丈夫だと思ってますけどねー。そもそもSSSランクに手を出す人、正気じゃないでしょ」
「……その言い方は酷いですね。一応人間ですよ人間」
「一応を付けないでください。ちゃんと人間って言いきってくださいね!ネットじゃ現人神とか転生者とか、邪神の使徒とか呼ばれてるんですからね!」
へーそうなんか!
……深淵の深みに飲まれよ!とか決めゼリフ言った方が盛り上がるかな?
なーんてね。
あ、いいこと思いついた。
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