間話 北条と耳掃除


『それじゃ、今日の配信はここまでだな。ホントは朝までコースでもいいんだが、明日の公式配信に寝坊したら大目玉だからなあ……』


『お姉ちゃん、ホントに早く寝てね?わたしも明日は出かけちゃって起こしに行けないんだから』


『でえじょうぶだ。寝坊しても俺のマネさんからバイト君に連絡が行くようにしてある』


『絶対起きれるとは言ってくれないんだね……。バイトさん、申し訳ないんですけどうちの姉をお願いします』


 イヤホンから聞こえてくる七野ちゃんの申し訳なさげな声に、チャットで"k"とだけ打ち込むことで返事とする。

 ちょっと素っ気ないような気もするが、バイトの分際であまり出しゃばってもいいことはないのでこれぐらいがちょうどいいだろう。

 最近は与太郎配信視聴者達からももっと自我を出して欲しいという声が上がっていると聞くが、それもバイト君が女だと思い込んでいるが故に出る意見だ。

 それにチャットでの発言だけであってもあまり発言が増えるとボロが出そうだし、現状維持が一番だろう。


『そういうことでバイト君、明日はよろしくな。マネから連絡来たら渡した鍵で入って起こしてくれりゃいいから。そいじゃ、おさらばえ〜』


『えっ、ちょっとお姉ちゃん?』


 もう完全にボクをあてにした発言と共に配信が終了する。

 七野ちゃんが声を上げたが、容赦なくぶった斬られたので与太郎達には途中までしか聞こえなかっただろう。


『え、何?お姉ちゃん、バイトさんに合鍵渡したの?』


『そりゃあ起こしてもらうなら部屋に入ってもらわにゃいかんだろ。外から声かけられて起きるなら電話で起きれるっての』


『いや、そうかもしれないけどなんていうか、おかしくない?なんかわたし納得できないんだけど』


『いやいや納得できないっつっても……。私なんかおかしなこと言ったか?』


『お世話になってるお隣さんとはいえ男の人に合鍵を渡すのは不用心だよ。バイトさんに起こしてもらうなんてうらやまげふん危ないと思わないの?』


『バイトにそんな度胸があったらもうあの三人がそうなってるし、ホントに手を出してきたら責任取らせりゃ──』


『責任!?』


 配信が終わってからも通話アプリ上で会話を続ける牛嶋姉妹を他所に、何気なくスマホを手に取ると、ラインの通知が入っていることに気がついた。

 アプリを開いてトーク履歴を確認すると、なんかめちゃくちゃメッセージを受信していて僕は目を見開く。

 送信主は北条だった。

 十を超える受信数にビビりながらも恐る恐る内容を確認する。


『終電無いなった』


『今日も泊めてちょーだいな♡』


 初めの方に送信されたメッセージを見て用向きはすぐ理解できた。いつものようにパチンコで熱くなって終電を逃したらしい。別れる時に今日はすぐに切り上げるから余裕で帰れるとかイキっていたのだが、案の定な展開だ。


『駅前のコンビニで時間潰してるから連絡ちょうだい~』


『もしもーし?』


『すみません調子こきました。どうかわたくしめを泊めていただけないでしょうか……』


 確認すると最初のメッセージが一時間ほど前。それから定期的に連絡してきているが、あいにくと僕はゲームに集中していたので未読スルーしている。今までなんだかんだ泊まりを断ったことがないので北条も最初の方は余裕ぶっていたのだが、途中から言動にちょっと焦りが見え始めている。

 続きを見るにどうやら北条は途中で焦れて移動し始めたようだ。


『あたし夏希ちゃん。今踏切を越えたところにいるの』


『あたし夏希ちゃん。今住宅地を歩いてるの』


『あたし夏希ちゃん。今徒歩五分ぐらいの場所にいるの』


『あたし夏希ちゃん。今部屋の近くにいるんですけど……』


『今、部屋の前です』


『泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊めて泊め』


 ……こわっ!

 最後の方の狂気じみた文章を見て僕は思わず顔を引きつらせる。

 ……ん?というか、これを見た限り北条のやつは今部屋の外に──。

 その時、静かだった室内にチャイムの音が鳴り響くと同時に玄関からがちゃがちゃとドアを開けようとする音が聞こえてきた。あまりのタイミングの良さにびくりと肩が跳ねる。

 お、おちつけ僕。あれは北条が既読に気がついてアピールしているだけのことだ。

 僕は未だに話を続けているらしい牛嶋姉妹に断って通話アプリを落とすと、慌てて玄関に向かった。

 既にチャイムの音も鳴り止み、ドアを開こうとすることもしなくなったらしいが、かりかりとドアをひっかく音が聞こえる。実家の飼い猫みたいなことをしおってからに……。

 本日は珍しく誰も来る予定がなかったので鍵を閉めていたのが仇になってしまったようだ。

 鍵を開けてドアを開くと、やはりそこには北条が半泣きの表情で立っていた。

 かける言葉が見つからず僕が対応に困っていると、北条が口を開く。


「よ」


 よ?


「よかった~」


 僕はへなへな崩れ落ちそうになる北条を慌てて支えた。北条は背は高くないくせに一部部位のために重量だけはあるので危うく共倒れになるところだったが、男の子的見栄からなんとか踏ん張って耐え凌ぐ。

 しかし、ちょっと連絡がつかなかったぐらいで大袈裟なやつだ。確かに、何気に今までこんなことはなかったかもしれないが、僕の部屋じゃなくても牛嶋邸だとか八重さんの部屋だとか行く当てはあるだろうに。そんなことにも思い当たらないぐらい焦っていたのだろうか。


「それはそうなんだけど、そういうことじゃないっていうか……」


 北条は何故か僕を掴んで離さないまま言い分を述べる。腕が胸に触れてしまいそうなのでその手を離して欲しい。


「その、なんだかんだあんたに甘えて部屋に入り浸りぱなしだったじゃない?だから、ついに愛想つかされちゃったのかなって……。それにこの前のこともあるし」


 この前のこととは、海に行った時の一件のことを言っているのだろう。あの件は諭吉数枚を犠牲にお互い納得ずくで手打ちになったはずだが、どうやらまた後ろ向きなことを考えていたらしい。

 コミュ力はあるくせに、押しに弱いし人の顔色とかすごい気にするタイプなのだ、こいつは。

 今さらな懸念に僕はため息を吐く。

 先日も西園寺のやつが恩返しがどうとか言って傍迷惑な行動に出ていたが、対価を渡そうとしてくるだけまだ健全だろう。北条だって、そんなことを気にするぐらいならそういったものを持ってくればいいのである。

 具体的には、今も時々持ち込んでいるパチンコの景品のお菓子だとかたばこだとかを気持ち多めに持ってくるとか。


「対価で景品……。そういうことならちょうど良いわ!」


 北条は僕の言い分を聞くと何か思いついたのか、しょぼくれていた顔を輝かせる。

 部屋の中に招き入れると北条はかばんの中をがさがさと漁り、自身有り気に胸を張りながらビニール袋を取り出した。


「じゃ~ん!」


 そのビニール袋は半透明なため中身は見えないが、察するに今日のパチンコで獲得した景品が入っているのだろう。いつもは小さな袋に申し訳程度のお菓子やたばこが入っている程度なのだが、今日はやたらと量が多いように見える。


「今日入った新台がアニメ版権のやつで、グッズとかを景品で色々出してたからそれを取りに行ってたのよね~。色々取ってきたからあんたにどれかあげるわ」


 なるほどそういうことか。

 今日は勝負しに行ったのではなく、景品のキャラクターグッズを手に入れるためにパチンコ屋に行っていたらしい。

 しかし、それだけの話なら何故にこんな時間までかかったのだろうか。

 僕の疑問に北条はついと目を逸らした。


「……ただ景品と交換するだけならAタイプのスロットでメダル溜め込むのが早いしそっちですませるつもりだったんだけど、店に入ったら偶然新台が目の前で空いて、それならちゃんと新台で勝負しないと悪いかなと思って。そしたら閉店前まで全然当たんなくてこんな時間に……。確変中に閉店時間になっちゃって取り切れなかったし」


 要は誘惑に負けてしまったということである。故意ではないが外に放置してしまって申し訳ないと思っていた僕の気持ちを返して欲しい。


「ま、まあまあ!とにかくちゃんと景品交換用の玉も作れてこうして色々持ってきたってわけ!さあさあ、どれがいい?好きな物取っていいわよ!」


 北条が誤魔化すようにビニール袋の中身をテーブルに並べていく。気を取り直して内容を確認すると、けっこう色々なグッズがあるらしい。

 キャラ物のキーホルダーだとかロゴが入ったタオルだとかが何種類かあったり、使い捨てのライターやジッポまである。


「前から人気だった台の後継だし、版権自体も強くて人気だからメーカーも気合いが入ってるっぽいのよね~」


 ふうん。しかし、コレクション向けのアイテムっぽくてどれも貰いづらいな……。

 タオルなんかは日常生活でも普通に使えそうだが、限定品となると使うのも気が引ける。ジッポなんかはおそらく高いやつだろうし。結局使い捨ての百円ライター辺りが一番無難だろうか。こんな安いのじゃ申し訳ないとか言い始めないと良いんだが……。

 そんなことを考えつつ品定めをしていると、北条がひっくり返したビニール袋からポロリと物がまろび出てくる。

 乾いた音を立てながらテーブルの上に落ちたのは、耳掻きだった。竹製なのか木製なのかはわからないが、そこらでよく見かけるタイプのやつである。

 こういうのは耳を掻く部分の逆側にふわふわした綿毛みたいなやつが付いているものなのだが、これは違った。

 なんというか、クリーチャーとしか言い様のないものの生首が付いている。

 ……察するにアニメの登場人物の頭部なのだろう。アニメにまつわる何かしらの装飾とかエンブレムとか、そういうものを付ければいいのに何故に人の頭部をくっつけようと思ったのか僕にはさっぱり理解できないし、その生首も造形が崩れすぎている上に彩色が適当なせいでかつて人だった化け物とかにしか見えなかった。

 あまりのビジュアルに僕が言葉を失っていると、北条が僕の様子に気がついて耳掻きを取り上げる。


「ああ、これ?一応アニメの主人公らしいんだけど、作画崩壊し過ぎてヤバいでしょ。ヤバすぎて面白いからネタ枠で交換してきちゃったのよね~」


 そう言ってけらけらと可笑しそうに笑みを浮かべていた北条だが、ふと何かに気がついたように生首と見つめ合う。


「……そうだ!せっかくだからこれで耳掃除してあげる!」


 ……はあ?

 名案だと言わんばかりに目を輝かせ始めた北条は、何言ってんだこいつという気持ちを込めた僕の声をさっくりと無視してソファに座ると自分の太ももをばしばしと叩き始める。

 いやあ、それは……と僕が躊躇していると、焦れったくなったのか北条は僕の腕を掴んで引き寄せた。


「いいからいいから!これも対価ってやつよ!」


 そんな事を言いながら無理矢理自分の太ももに僕の頭を乗せようとする北条。部屋に入り浸る対価と言われると、先ほどご高説を垂れた手前強く拒否はできなかった。だから、けして惜しげもなく晒されている太ももの誘惑に負けてしまったわけではないのだ。うん。

 側頭部を太ももに乗せると柔らかい肉に頭は思った以上に沈み込んだ。

 イメージするのはちょっとお高い低反発まくらである。そんな良いまくらを使ったことはないので、イメージでしかないのだが。

 しかし、どんなにお高いまくらでもこの人肌の温かさは実現し得ないだろう。世間には人肌恋しいなんてのたまいそれに癒やされたいと思う人たちがいるらしいが、なるほどこれは納得の心地よさだった。

 これに長く頭を預けていたら普通のまくらでは満足できなくなってしまうのではないかと恐怖すら覚える。

 

「小さい頃によくママに耳掃除してもらってたんだけど、いつかする側をやってみたいと思ってたのよね~。それじゃあさっそく……」


 内心恐れおののく僕を尻目に、北条は機嫌良さげな感じで掃除を始めようとした。だが。


「……あれ?」


 頭の上から北条のつぶやきが聞こえてくる。

 どうかしたのかと問うと、困惑した声で北条が返事をする。


「いやあ、それが。耳の穴がよく見えなくて……」


 はて?

 確かに北条は目が悪いという話を聞いているが、それもコンタクトをしているので問題ないはずだ。ということは、ソファの位置が悪くて電灯の光が当たらないのが問題なのだろうか。


「そういうんじゃなくて、その。……自分の胸が邪魔で」


 そんな馬鹿なと僕は苦笑した。

 確かに北条はちょっとどころではなくデカいモノをお持ちであるが、胸が邪魔で耳掻きができないなんて話は聞いたことがない。

 北条も他人の耳掃除をしたことがないと言う話だから、勝手が分かっていないだけだろう。

 僕は何気なく首を動かして上を見ようとした。当然そこには北条の顔があって目と目が合うと思っていたのだが、僕の目に映ったのは僕の方に迫り来る巨大な重量物であった。恐らく耳の穴が見える位置を探して上体を倒したのだろうがタイミングが悪い。

 うおっ、と思わず声を漏らしつつ僕は首を振って頭を前方に避難させる。僕が急に頭を動かしたからか自分の胸に僕の後頭部が掠めたからか、北条もうひゃっ、と声を上げた。


「ちょっと、急に動かないでよね!くすぐったいじゃない!」


 どうやら前者であったらしく、北条が抗議してくる。

 僕がそれに詫びるべきか反論すべきか考えている内に、北条が何かに気がついたらしく再び口を開く。


「あ、この位置ならちゃんと耳が見えるわ。ちょっと頭を太ももの根元の方に乗せすぎてたみたい」


 ああ、そういうことか……。巨乳は自分の足下が見えないとは聞くが、頭を乗せる場所が悪くて同じようなことが起きていたらしい。

 柔らかさは根元よりも落ちるが、頭を乗せている分には問題ないだろう。先ほどよりも頭が膝に近づいたことでそのまま転げ落ちないか心配ではあるのだが。


「それじゃあ改めまして……」


 気を取り直した北条が耳掃除を始める。勢いよく耳掻きを突っ込んで鼓膜を破らないかだけが心配だったが、軽いノリとは違って浅いところで様子を見ながら慎重に進めるつもりらしい。


「おお、お客さん溜め込んでますねえ」


 それ、雰囲気だけで言ってるだろ。


「まあね~。ぱっと見で多いか少ないかなんて分からないし。……お、けどちょっと大きそうなのが見えたわ。どれどれ……」


 本格的に穴の中を掻き出そうとしてか、北条が顔を寄せてくる気配を感じる。そうすると自然上体を前に倒すことになるわけで。

 後頭部に柔らかくもしっかりと重量のある物が着地するのを感じて、僕は身を固くした。北条は集中しているためかそんなこと気にしてもいないのか、何も言わない。

 僕の頭脳は猛然と回転し始める。

 この場合、《当たっている》ことを指摘するべきだろうか。いやしかし、指摘して顔を耳から遠ざけてしまうと僕の鼓膜が逝きかねない気もする。いやいやしかし……。

 迷いから僕が動けなくなっている間に、北条は次第に慣れてきたのかさくさくと耳を掃除し続け、片側を完了させたらしい。仕舞いとばかりに耳の穴に息を吹きかけられて思わずびくりとしてしまう。


「ま、こんな感じかしらね~。じゃ、反対向いてくださ~い」


 満足そうな声と共に、肩をぐいっと引っ張られて頭を逆に向けさせられる。

 部屋の壁とテレビを見ていた視界が動き、正面には丈が短いが故にタンクトップからちらりしている北条のお腹が見えるようになる。


「お、こっちの方が穴が見えやすいわね。よしよし」


 今度は北条の方を向いているので、当たっている部分が後頭部ではなくこめかみの辺りになった。なんというか背徳感は先ほどよりもマシマシである。

 やっぱり北条はまったく気にした様子もなく、ご機嫌な様子で鼻歌なんて歌いながら作業を続けている。流石に下半身は動かさないが、上半身をリズムに合わせて小刻みに揺らすので頭に乗った乳が跳ねる度にいろんな意味で僕の精神力は削られていった。

 遅きに失して今さら指摘することもできなくなり、耳の中を優しく引っかかれるこそばゆい感覚とか太ももの柔らかさとか腹チラとか乳の感触を一身に受けて僕の思考回路はショート寸前である。


「ふーっ。よーし、これで完了!いやあ、取れた取れた~」


 天国なのか地獄なのか分からない、とにかく感覚的に長かった耳掃除を終えて北条は上体を起こした。ただ寝ていただけなはずの僕は起き上がる気力もなく、かろうじて残った気力で横にしていた身体を転がして仰向けになる。なんというか、たかが耳掃除なのに無駄に疲れてしまった……。

 北条も膝の上の僕が消耗していることに気がついてか、揶揄うようににまにまと笑みを浮かべて覗き込んでくる。


「あ、もしかしてなんかやらかすと思ってびびってた?よちよち、恐かったでちゅね~」


 こちらの気も知らずに舐めた態度を取ってくる北条にイラッとして、僕は身体を起こすと北条の手から耳掻きを奪い取る。

 せっかくなのでお礼も兼ねて北条の耳も掃除してやろう。なあに、心配する必要はない。最近はとんとご無沙汰だが、昔は妹の耳掃除をよくやっていたので耳の中を傷つけるようなへまはしないと断言しよう。


「あら、そう?せっかくだからやってもらおうかな。あたしも人に耳掃除してもらうのなんて久しぶりだわあ」


 穏やかな笑みを浮かべる僕の申し出を疑いもせず受け入れて頭を僕の太ももに乗っける北条。太ももが硬いだとか肉付きが足りないだとか文句を言っているが、どうせそんな不満もすぐに言えなくなる。






「え、ちょっ、耳元でささやかれるとなんか変な気分にって、ぎゃあ!急に息吹きかけないでよ!いや確かにあたしもやったけど!ていうかこれ、なんかめちゃくちゃ恥ずかし──」


 大騒ぎする北条の耳を掃除するのは骨が折れたが、大いに溜飲を下げることができたのでよしとしよう。

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