　キャンプに最近行けていないのでもしかしたら変わっているところもあるかもしれませんが、参考程度に。

　まず、キャンプはシーズン中ではあり得ないくらい選手たちを近くで見ることができます。選手たちの邪魔にならないように気を付けつつ、声援を届けることができるというのはキャンプの醍醐味の一つでしょう。特に、ブルペンや内野のサブグラウンドは選手と同じ目線の高さでプレーを見ることが出来るのでオススメです（どちらもメイン球場の脇にあります）。

　レンタカーで移動なさる方が多いのかと思いますが、公園やトロピカルビーチの駐車場は毎年ものすごく混みます。徒歩移動や公共交通機関での移動が可能なら、それらを利用した方が早いかもしれません。最寄りバス停は「宜野湾市営球場前」ですが、ビーチに行きたい場合は「コンベンションセンター前」の方が近いです。また、宜野湾海浜公園までは「第一大山」あるいは「真志喜」バス停からも歩けないことはありません。バス停から球場まで歩いて15分くらいです。

　近隣で買い物できるのは、徒歩圏内だと「かねひで」、「ユニオン」、「サンエー」です。いずれも沖縄で複数店舗を展開しているスーパーで、サンエーは本土で言うところのイオンのような位置づけのお店です。また、少し離れていますが、せっかく沖縄に行くならば「ジミー」もオススメです。アメリカンな雰囲気のスーパーなのですが、ケーキが有名です（特に個人的なオススメはアップルパイ）。先述した第一大山のすぐ近くにありますので、キャンプ終わりに足を伸ばして尋ねてみてはいかがでしょうか。

　お昼ご飯を食べれるお店で個人的にオススメなのは「うみちか食堂」と「まうろあ」。どちらも、ベイスターズファンの間では既に知られたお店でしょう。歓海門を出てすぐの交差点を渡った先に、道を挟んで向かい合わせにあります。うみちか食堂は、いわゆる地元のご飯屋さん、といった感じで、沖縄そばをはじめ沖縄料理が美味しいお店です。余談ですが、個人的には一番美味しい沖縄そばを出すのははうみちか食堂だと思っています（故に沖縄に行ったら必ず寄っています）。また、まうろあは上茶谷投手イチオシの梅つけ麺を出しているラーメン屋さんです。梅つけ麺もオススメですが、何を食べても美味しいです。

　そして最後に、オススメのパン屋さんをば。先に挙げたサンエーコンベンションシティとユニオンのすぐ近くにある、「宇地泊製パン」です。球場からだと歩いて15～20分くらいでしょうか。何を食べても美味しいのですが、このパン屋さんのデニッシュ生地のパンはサクサクでとてもオススメ。ここでパンを買って、球場でキャンプを見ながら食べる、というのもアリではないでしょうか。

　私は残念ながら今年もキャンプ期間に宜野湾に行くことはできなさそうですが、キャンプに行かれる方はぜひキャンプ・沖縄観光を思いっきり楽しんで下さい！

　注）沖縄のバスは基本的に時間通りに運行しません。路線にもよりますが、15～30分遅れはよくあることです。バスを利用される際には、20～30分ほど時間に余裕をみておくことをオススメします。宜野湾球場前は停留所から近いバス停ですが、それでも遅れることがままあります。沖縄のバスはそういう交通手段だと思って行動する方が痛い目を見ません（決して悪口を言いたいわけではありません）。あと、前乗り前降り方式です。

　距離、人数によってはタクシー利用もお勧めです。他地域に比べて初乗り料金が安く、複数人での利用であれば金額もバスと大差がつかないことがあります。