何と言われようと、私は佐野惠太選手に何度だって期待する

今季、おそらくは横浜でもっとも批判の的にされているように思える選手の1人が、佐野選手かと思います。たしかに、今季のここまでの成績は物足りなく感じてしまいます(だからといって、誹謗中傷されて良いなんて事は決してありません。念のため)。だけど、私はやっぱり佐野選手なしではベイスターズの優勝は考えられないと思いますし、彼はやってくれると信じています。


佐野選手のここまで(2023年8月4日時点)の成績は、以下の通りです。

94試合、打率.260、8本、39打点、0盗塁、OPS.703


ここ3シーズンは打率3割、OPSも8割~9割を記録していた佐野選手にしては、確かに寂しい数字です。出塁率も.325と、ここ数年では最も低く、今季は苦しいシーズンとなっています。


が、しかし。「不調」で打率.260、出塁率.325を残してくれる選手はそうはいません。一般的に、約3割に収束すると言われるBABIPは.284と、やや低い数字であることから、今季は「運」も無いと言えそうです。もっとも、佐野選手は俊足タイプの選手ではありませんので、多少低くなる選手タイプではありますが。何だかんだで四球はとるし、状態が悪いなりにやることはやってくれる選手だと思っています。


そして、私は何度だって佐野選手に期待するし、声援を送ります。彼ならやってくれると信じて居ます。


まだラミレス監督が指揮を執っていた頃。宜野湾キャンプで、毎日のように居残りで特打を続けていた背番号44の姿を、今でもはっきりと覚えています。キャッチャーの防具を着けてボールを止める練習をしていた姿も、泥だらけになりながらファーストの練習をしていた姿もはっきりと覚えています。誰よりもバットを振りこんで、人一倍努力している姿を見ているから、佐野選手ならきっとやってくれると信じています。ドラフト9位からチームの主軸にまで駆け上がった姿を見て、どれだけ勇気づけられたことか。佐野選手のプレーにどれだけ元気づけられたことか。また佐野選手の描く放物線を見たい。ハツラツとプレーする佐野選手を見たい。


背番号7を背負って、何年もチームを引っ張ってきた中で、我々には見えない苦難や葛藤があったことと思います。でも、そんなものを感じさせずに、いつも明るく笑顔を見せ続けてくれていた。そんな彼が、今は苦しんでもがいている。こんな今だからこそ、佐野選手の背中を押したい。


佐野選手、信じています。あなたなら、間違いなくやれる。今は苦しい時期だと思いますが、佐野選手なら大丈夫。誰に何と言われたって、私はあなたを応援し続けます。何度も佐野選手の姿に勇気づけられ、元気を貰ってきました。見ている人は絶対に居ます。


佐野選手のサクセスストーリー、まだまだこれからも続いていくのでしょう?

涙が溢れてても、太陽は滲まないさ。君はもっと強くなれるよ。

ハマの空に弧を描け。進め、Shiny road。

応援しています、佐野惠太選手。

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