入れ替わり その3 (曲がり角でぶつかって 編)
【掛け合い台本】
・設定
よくある曲がり角で男女が激突した拍子に入れ替わり、です。
少年と少女の年齢は中学生ぐらい。
* * *
少女 「遅刻、遅刻ーっ! もうっ、なんで誰も起こしてくれなかったのよーっ!」
少年 「やべぇっ、このままじゃ間に合わねぇ! よーし、近道だっ!」
少女 「はぁ、はぁ、もう少しで学校に……あっ!」
少年 「な、なんだ、お前っ!?」
少女 「きゃあぁっ!!」
少年 「うわあっ!?」
少女 「いてて……、この野郎、どこに目ぇつけて歩いてんだっ!」
少年 「いたたた……、そっちこそ、ちゃんと前見て歩きなさいよっ!」
少女 「何だとっ!? お前からぶつかって来て……あれ?」
少年 「何よっ! あんたが飛び出して来て……え? えぇっ!?」
少女 「おれっ! おれがいるっ!? なんだこれっ!?」
少年 「なんで、わたしが目の前にいるのっ!? どういうことっ!?」
少女 「う、嘘だろ……。おれが着てる服、女子の制服だ……! うわっ、スカートまでっ!?」
少年 「わたし、男子の服……って違う! これ、わたしの体じゃないっ! ま、まさかっ!」
少女 「おれたちっ……!」
少年 「わたしたちっ……!」
少年and少女 「入れ替わってるっ!?」
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