声劇台本 男女入れ替わり短編集

蔵入ミキサ

入れ替わり その1 (朝、目が覚めたら 編)

【女声向け台本】

・設定

ごく普通の少年。朝、目を覚ますと、あいつ(少女)の姿になっていた。

少年の年齢は中学生、高校生ぐらい。


* * *


少女 「んっ、うーん……。ふわぁ~あ」


少女 「うぅ……今、何時だ……? 時計、時計……あれ?」


少女 「ここ、どこだ? 俺の部屋……じゃないよな……。女の部屋……?」


少女 「あ、あれっ? コホッ、コホンッ、声が、変だな……。って、うわあっ!」


少女 「なんだこの服っ! この髪っ! む、胸もっ……!」


少女 「な、なんだよ、これっ! 俺の体、どうなってるんだっ!?」


少女 「とにかく、鏡っ! 鏡はどこだ!? ……あ、あった!」


少女 「えっ……」


少女 「ゆ、夢か……!? いや、まさか、そんなっ……!」


少女 「俺、女になってる!」


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る