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「 ……………
“あの姿” ………………、
そうですよね……………
僕も…… 自分自身…………
何が起きていたのか…………
未だによく分からないんです。
……………ですが、
ひとつだけ言えるのは…………
歩は……………
“生きる気力を失っていた” ……
という事です…………… 」
その瞬間…………
萌江タギル院長の………
…………目の色が変わった。
「 や、やはり……………
それで “大量服薬” を………
キ、キミぃぃぃーーーっ!!
どうしてっっっ………
そんな事したんですかーっ!! 」
れいも………同じだった。
「 みのりん…………
なんで、嫌になったの…? 」
クソオヤ………いや、
万司さんも…………………
「 い、生きる気力……………
た、棚橋くん…………
………な、何故…………… 」
こんな、お膳立てをされては…
正直に言うしかない…………
……………そう思い、僕は、
“ありのまま” を…………
……………赤裸々に語った。
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