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( うっ…!!
な、なんだあのっ………
………組み合わせっ!? )
僕は、またしても………
物陰に身を潜めてしまった。
そして、物陰から………
覗き見るようにして、
再度 “組み合わせ” を確認した。
( ………犬と?
け、警官と…………?
あ、あと一人…… あれは、うん…
俗に言う…………
“オネェ” ………ってヤツだ!
あ、あれは、一体っ…………
どーゆー組み合わせなんだ…!?
犬と警官とオネェ………
…………………??
部屋とYシャツとぉ…………
いやいやっっっ、
そんな事言ってる場合じゃない!
い、犬はもともとっ………
…………好きじゃないしっ、
警官………ってのは、何故か、
なんも悪い事してないのにっ……
ド緊張するんだよなぁ………。
……………で、
な、何で最後っ……………
マッチョの “オネェ” なんだよ!
『対人恐怖症』 なんだぞ、俺は!
あ、あんなトコに、ノコノコ……
出て行けるワケないじゃないか!
厄介度で言ったらっっっ………
“コギャル” 超えてるって…… 」
僕は、その………
“あり得ない組み合わせ” に……
……………震えていた。
一人震える僕に…………
お構いなしの、れいは………
その “厄介組” と、なにやら……
会話をし始めたのだった。
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