穂影への応援コメント
>出ない芽をだれかが摘み取るはずもなく浪費していく空と土とを
ここでぐっと苦しくなり、
>雑草にも名前はある? 知ってるわ、それでも薔薇は美しいもの
この一首ではどこか諦観とも達観とも取れるような心地になりました。
どうしても創る人視点で考えてしまいますが、いろんな人生に投影できる連作ですね。
最後の三首で、結局私も最後までやり続けるんだろうなと思いました。
深みのある連作でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
挙げていただいた二首は特にわたしの奥底でずっと燻っているような思いを込めたので、そのように感じてもらえてどこかほっとしています。
いろいろなふうに受け取ってもらえたらなと思いつつ、やはりいちばんは創ったり表現したりという視点が強かったですね。まさに最後のほうは好きなものをどこまでも、という感じで。
すずめさんの創り続ける人としての共感も嬉しく思います!
穂影への応援コメント
> 「下手ですね」摘果の言葉を嘲笑うわたしは今も歌っている
これがめちゃくちゃ刺さりました。
あまりに直球な言葉にうっとなり、それでも今も続けていることに、こちらまで励まされたような。
だから何、でも続けてるの。
そう言える強さを持ちたいなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この直球さどうかなとドキドキしていたので、そのように言っていただけて嬉しいです!
当時はまだ子供で「やめる勇気もない」という弱さでもあったのですが、結局それが今に繋がっているのでよかったのだと思います。
>だから何、でも続けてるの。
まさしく今はそんな感じで、自分も強くなったなあと。わたし自身ときどき振り返っては励みにしている出来事でした。
穂影への応援コメント
雑草にも名前はある? 知ってるわ、それでも薔薇は美しいもの
それぞれの良さはある、それでも秀でたものはやっぱりある。
もしくは、感じ方は人それぞれで甲乙はつけられない。
どちらにも取れる気はしますが、私は前者の意味で捉えて好きだなと感じました。良いものは良いって思っちゃうなあと。良い=好きとも言えますけども。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
好きと感じてもらえた一首があって嬉しいです!
もちろんどのような解釈をしていただいてもいいのですが、実はtomoさんの挙げてくださった両方の意味を込めておりました。
まさに「良いものは良い」でよくて他人のそれをどうこう言う必要はないはずなのですよね。
どちらの良さも感じることの多いわたしとしては「みんな薔薇ばっかり見て!雑草にも目を向けようよ!」というある意味で強要混じりの主張にうんざりしてしまうという、ちょっとしたぼやきでもありました(恥ずかしい告白ですが)。
穂影への応援コメント
> できるだけ多くのものを好きでいたい持てないほどに満ち足りていたい
これすごくナナシマイさんらしいなぁ、と思いました。あ、いつも勝手ながら、妻ちゃんと一緒にナナシマイさんのツイート見て楽しくなっています。
他の歌を見る感じ、やっぱり創作している人間だと色々ありますよね……。「下手ですね」〜の一首に少し闇を感じたり。あと光る文字〜にオトナの青春を感じました。ナナシマイさんにも色々あったんだな、ってちょっと身近に感じました。
僕の中のナナシマイさんは、いつでもニコニコ、自分の世界を楽しんで、その楽しさが周りにも伝播していって、自然とみんなも笑顔に〜みたいな聖人だったのですが、この歌集で表だけじゃなく裏の一部も(一部であれ)知ることができて、より作家としての、創作者としてのナナシマイさんを好きになれた気がします。
素敵な歌詞をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わぁぁ!!
できるだけ〜の一首、できたときに「これだ!」となった反面あまりにそのまますぎて入れるか悩んだものでした。そのように思ってもらえて嬉しいですし、妻ちゃんさんといっしょにツイート楽しんでもらえてるのも嬉しいです!
小さな暗がりのようなものは常につきまといますよね……。技術的な側面はもちろんありますけれど、答えのないことが多いですものね。
あげていただいた歌も「わからない」という生々しさの表れなのかなと思います。
きゃあ、そのように見られていたとは!
自分が楽しんでいることがそうやって伝わったらいいなとは常々思っているので嬉しいですね……!!
聖人、と言ってくださったお言葉を借りるなら、わたしは地面から上半身を出して芸をしながら足だけで穴を掘り続ける聖人なのかもしれません。シンクロナイズドスイミングの土バージョンみたいな感じで。朝からなにを言っているのでしょうね。
ちょっと自分でも混乱してきましたが、こうして飯田さんに知ってもらえたことを嬉しく思います!!