第5話
街の人に聞いてみた!
自分だけが感じている怖い話vol.■■
結構日常でよく見かけるけど分からないものって結構ありませんか?
例えば、大型トラックの中身とか、幹線道路の脇にある食べ物屋さんとか、近所でよく見かけるけど、どこに住んでいるか分からない人とかあったりしますよね。
後、個人的には気になってるんですけど、街で見かける人って全然同じ人いなくないですか?そして、そういう人って結構いません?
私怖いんですよ。そういう人達って生えて来てるんじゃないかって。ちょっと表現が悪いかもですけど、ああいう人たちが自分と同じように生きてきたのかなって。
日本の出生率や死亡率から考えても、この地域に住んでいる人の割合などを考えてみたんですけど、そんなに自分の地域にいる人の移り変わりってなさそうなんですよ。でも、周りで見る人は全然覚えていない。
あれって、今まで見ていた人たちが入れ替わっているとかないですか?今まで見ていたはずの人たちが、どこかから生えてきた人たちに、どんどん、徐々に徐々に、なり替わっているんじゃないかって。そして、気づいてないだけで実は私もその一員なんじゃないかって。
大丈夫ですよね。私、何も変わってないですよね?最近、身に覚えのない体のほくろがあったり、意識していなかった癖を指摘されるんですけど、大丈夫ですよね?
25歳 喫茶店「■■■■■」勤務 女性
編集部:この方の勤務している喫茶店に確認を取ってみたのですが、「この名前の女性は勤務されていない」という回答をいただきました。勤務先などが違う可能性があるので、再度のご確認をよろしくお願いいたします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます