劉義賢（リュウヨシカタ）:本作の主人公。劉備玄徳に憧れていて、修学旅行の自由行動で、墓を訪れる。その際、劉備玄徳が愛用していた双虎剣に触れると謎の女性の声に導かれ、後漢末期の世界に魂のみが飛んでしまう。その際受け皿として選ばれたのが落雷により命の灯火の潰えた劉備玄徳の弟である劉丁義賢であった。弓道部の主将を務めており、弓の扱いは超一流。馬術も嗜んでいて、流鏑馬を嗜んだらもするので、馬の上からの弓術の腕も相当なもの。その代わり近接戦闘はからっきしで、剣ぐらいしかまともに使えない。愛馬である黝廉の優秀さと呂舞の作ってくれた弓と剣が一体化した弓射剣によりなんとか戦えている。死んだ時に聞こえてくる声は謎の女性なのだが時折聞こえる呂舞への想いとかは劉丁義賢のものであり、劉義賢により劉丁義賢の魂も生きているという共存関係であるが劉義賢にはそれはまだわかっていない。黄巾の乱編では、周倉と廖化を劉備義勇軍に迎え入れられないルートを通り、殺された。その際巻き戻り2回目では2人の登用に成功する。続く汝南黄巾軍との戦いでは、龔都を登用できずに殺される。その際に巻き戻り、2回目ではなんとか登用に成功する。最終戦である広宗の戦いでは、張宝との会談を成功させるもあと一歩及ばず弟である張梁・信徒たちの討ち死により、悲しげな表情の張宝を後目に波才により殺される。2回目では、張角・張宝・張梁の命を救うことに成功し、張角の病を治すことに成功し、その恩返しのため張角たちの医療技術を無償提供してもらっている。反董卓連合編では、公孫瓚軍に身を寄せながらも劉備の勢力拡大のために知恵を振り絞り劉虞軍の併合。韓馥軍の軍師田豊、猛将の張郃と麴義を劉備義勇軍に迎え入れるファインプレーをするも董卓となっていた霊帝を救うための呂布との会談に失敗し、呂布の弓により即死する。2回目では、後の蜀の五虎大将軍の夢の共演を成功させ、呂布を捕縛することに成功する。こうして呂布と誼を通じた劉義賢により、董卓となっていた霊帝を秘密裏に救出。初の女性の駆け込み寺となる劉宏寺の建立に協力する。現在も公孫瓚の元に身を寄せる劉備義勇軍だが3章ではどんな展開になるのか乞うご期待。

呂舞（リョマイ）:本作のヒロイン的立ち位置のオリジナルキャラ。生き別れの兄を探す旅の途中で立ち寄った楼桑村で、劉丁義賢に恋をして、彼の側にいながら兄の情報も探っていた。優秀な鍛治師で、劉備の雌雄一対の剣・関羽の令艶居、別名青龍偃月刀・張飛の丈八蛇矛・劉義賢の弓射剣を作った。生き別れた兄がおり、別れる際、もう一度出会うための目印に新作の画戟の設計図を渡した。劉備たちの旅立ちをきっかけに自身も生き別れの兄を探す旅に出た。

パラレル甘氏（カンシ）:劉備の第一夫人で、二代皇帝劉禅の母が死んで、天界で世界を見ているうちにパリピーになった姿。かつて愛した劉備玄徳の天下を見てみたいと思い立ち、劉義賢を後漢末期の世界に呼び込んだ張本人。某有名RPGゲームのドラゴンファンタジーや野球が好きで、度々ファインプレーやドラゴンファンタジーで死んだ際に神父が言う言葉を用いている。本来は3回目でチュートリアル終了として後は見守るだけと決めていたがその説明をしていなかったことに気付き4回目にて、劉義賢に説明した。自分の子供である劉禅が暗愚と呼ばれる一因に自分の早すぎる死も少なからず関係していると考えており、その辺りもどのようにして劉義賢が変えてくれるのか楽しみに見守っている。