9月 September
第15話 「『化物嬢ソフィのサロン』について語ってみる(編集者目線)」 神辺 茉莉花さん
〇作品 「『化物嬢ソフィのサロン』について語ってみる(編集者目線)」
https://kakuyomu.jp/works/16817330661711035327
〇作者 神辺 茉莉花さん
【ジャンル】
エッセイ・ノンフィクション
【作品の状態】
4,000字弱の短編・完結済。
【セルフレイティング】
なし。
【エピソードタイトルで、紹介作品のタイトルを「」に入れた理由】
今回紹介した作品のタイトルには『』(二重鍵かっこ)がありましたので、分かりやすいように「」で括っております。
【作品を見つけた経緯】
カクヨムサーフィンしていて見つけたのと、以前も神辺 茉莉花さんの作品を読んだことがあって、この作品も読んでみました。
【もしかすると気になるかもしれないところ】
段落の頭が一字下がっていないので、気になる方は気になるかもしれません。
(私としては、逆に「下げない」ことを統一されていたので、それほど気にならなかったです)
【ざっくりと内容説明】
作者さんは、2023年8月10日に発売された『化物嬢ソフィのサロン~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~ 』の担当者(編集者)さんです。
一つの物語が世に出るまでのことについて、さくさくっと軽いながらも、大きな愛が伝わる文章で書かれています。
【感想】
編集者をされている作者の神辺 茉莉花さんが、先月発売された作品が出来上がるまでを語っている内容です。
私は校正や校閲のことなら少し知っているのですが、編集者の方の仕事のことはあまり聞いたことがないので、とても興味深いお話でした。
また、物語の内容よりも表紙のイラストの方に重きが置かれた話ではあるのですが、読者が手に取ってくれるような表紙を考えるのは重要なことだと思います。
色の加減まで微調整されているのを読むと、きっと「書籍化」に興味がある方なら、編集者さんである神辺さんと仕事をしてみたいと思うのではないでしょうか。それくらい書籍化される作品への、深い愛情を感じます。
『化物嬢ソフィのサロン~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~ 』については、実際に読んでいないので分からないですが、大手ネット通販の読者の反応見た限り高い評価を得ていました。
作品が売れたり高い評価を受けたりするのは、物語の質も問われるかとは思いますが、その物語の良さを最大限支える編集者さんの手腕もあってこそ、読者の方と繋がれるのだろうなと思います。
私たちが手に取る本、一冊一冊に、作者さんと共に本を作ってきたさまざまな方の存在があるのだということを、改めて感じさせてくれる作品です。
編集者さんの愛情のこもったお話、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
今日は「『化物嬢ソフィのサロン』について語ってみる(編集者目線)」をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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