ゴッド オブ ウォー
koto
第1話 MAKIANA:オリジン
~3年前~
企業の競争が激しくなり革新的な技術がいくつも作られた。
それに伴い、競争の激化についていけなかった中小企業などは多額の損害を出した。
それにより中小企業などは大企業に対抗するため中小企業のグループ
通称SMBグループが結成された。
このSMBグループは社会的反乱つまり”テロ”を大企業に対抗するために行った。
テロの細かい内容は大企業の企業活動の停滞などの経済的打撃を与え、大企業の最先端技術を奪うことだった。
世界政府はこれを弾圧するために残った大企業の技術を結集させ
テロ弾圧兵器、通称MAKINAを開発した。
そしてMAKINAがテロの弾圧に加入したが弾圧は思ったように進まなかった。
世界政府はこれに苛立ち、より早急に終わらせることができる軍事的弾圧、要するにテロの弾圧の域を超えてたSMBグループ対WG軍(世界政府)の戦争をおこしたのであった。
~現在~
俺はパーカー、MAKINAパイロットの訓練生だ。
今は教官から訓練の内容の説明を受けている。
「今回の訓練は一対一の実践を想定した模擬戦闘を行ってもらう
場所は第五番模擬戦闘場、戦闘組み合わせは番号順だ」
教官が話し終わると「解散!」ともう一人の副教官が言った。
模擬戦の準備のため俺は1番倉庫に向かった。
道中でロッカールームに寄りパイロットスーツとヘルメットに身を包み
倉庫に向かった。
一番倉庫につき、天井のライトをカチッとつけた。
そして、訓練機にかぶせてある白い幕をバサッと外すと7メートルほどの灰色の
言うまでもない地味な訓練機が姿を現した。
訓練機は実戦用のMAKINAとは違い、スペック・AIの学習能力そしてデザイン
すべてにおいて訓練機は大幅に劣っている。
ここにきている訓練生はみな実戦用MAKINAに搭乗することを志としている。
「そろそろ模擬戦闘が始まるかな」と思い兵装の確認だけした。
メインウェポンはパワーを制限してある近接用の速射式電磁SGと中距離向けの
電磁誘導発電式ARだ。そして、サブウェポンとしてライトアームの側面に3メートルほどの振動型ブレードがついている。
「チェック完了」と独り言を言った。
そして訓練機のハッチを開け乗り込もうとしたその時「パーカー」と声をかけらた。
振り向くと、教官が…いや親父が歩いてきていた。
そう俺の親父はここ、MAKINAパイロット訓練所の教官をやっている。
教官をやらされているだけあり実力は確かだ。
さらに現役時代はMAKINA隊のエースだったらしい。
「模擬戦闘緊張せずにやれよ」と俺を心配しているのか聞いてきた。
「わかってる」と言いながらコックピットに乗った。
すると、訓練開始5分前ののブザーが鳴った。
「じゃあ行ってくる」とハッチをゆっくりと閉じながら言った
「あぁ、行ってこい」と親父は俺を見ながら言った。
ガシャンッとコックピットハッチが閉じ「パイロットスタンバイOK」と言うと
頭の外界センサーが緑色に光った。
3番カタパルトに移動して
「管制塔、3番カタパルトの使用許可をお願いします」
「許可します」女性のオペレーターが言った。
「パーカー第5番模擬戦闘場に出撃します!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます