幕間 CW vs MR 配信 -2-
更新ゆっくりで本当に申し訳ない...
23話〜24話の内容です。おもったよりのびた。
────────────────────
『─────のラウンド、ここで一マップ目の勝者が決まってしまうのか!ユーさん、あと一本取られたら終了、取ったら延長というこの大事な場面でCWはどう行動すると思いますか?』
『そうですね‥‥。今の所取得ラウンドの数では負けてしまっているCWですが、実力はMRと拮抗しているように見えます。細かいところのカバーリングに気をつけつつ、作った人数有利を活かせるようにしていくことが大事になってくると思います』
『なるほど。確かにユーさんの仰った通り両チームの実力は拮抗しており、選手によってはアシスト数が20を超えています!絶好調のMythsやLexを支えるサポート陣がどこまで上手くカバーを通せるか、そして築いた人数差をどう活かすかが戦況を左右しそうです‥‥‥‥さぁ両者にとって大事な第24ラウンド、スタートです!』
“頼む、頼むぞMyths!!”
“まじでRyukaもMeMeもSigM4もEnY4ssもカバー上手いからなぁ”
“取っちまえ!!MRWIN!”
“延長みたいからCWがんばれ”
“Lex頑張れーー!!!”
“どっちが勝つんだ?!分からん!!”
“頑張れー!”
“攻守が変わってもどっちも譲らねぇのあっつ”
『防衛側のCW、大まかな配置は変わらずA2人B2人。そして今回ミッドではMythsが勝負する模様です。CWはピンチだからこそ積極的に勝負をしていく構えをとった!』
『CW視点で厄介なのはやはりAster、Lexの二人にやりたい放題されることですからね。現在絶好調の彼らを止めるにはアクションを待つよりも自分たちからアクションをかけた方がいいでしょう。ですがそれはMRも分かっているはずです』
『ユーさんの言った通り、攻撃側のMRはB側4人でスタック!メインを詰めてくる読みでしょうか』
『この噛みあい方はCWが有利ですね。MRはAメイン手前のくぼみまでのエリアを取得して以来、動きを見せていません。それに対してCWはRiv4lとFaiceのスキルでAメイン、RyukaのスモークでBメイン中を確保しています。これでCWはMythsが詰める際に人数をミッドに割けるようになっています』
『なるほど。それにしてもMRは去年と比べるとだいぶ立ち回りが変わりましたね。以前まではこのような場面でもスタックではなく、個人個人が積極的な撃ち合いを仕掛けに行くイメージでしたが…。これはやはり新加入の―――おっとここで両チーム同時に動きを見せる!MythsがSigM4をカバーにつけてミッドを進行し、それに呼応するかのようにMRもAster、EnY4ssの二名がミッドを取りにかかる!これはぶつかりますよ!』
“タイミングが‥”
“SigM4もっと後ろ行けよMythsが先だろ”
“これ前出過ぎじゃない?なんかさっきからSigM4動き悪い気がするんだよなぁ。。”
“見てる位置被ってないかこれ”
『先にミッドを確保したのはCW!だがBリンク!Bリンクの奥を確認していないぞ?!これはMR好機!エリアを取得し下がったMythsに対してSigM4は写し矢をハイミッドに入れようとしている!これはフリーキルになるか!Aster前に出て――ここでLexのスキル?!Asterが飛んで裏を取った!SigM4をキル!すぐさまMythsに狙いを定め――?!凄まじい反応速度!Mythsのフリック!EnY4ssもカバーで飛び出すがウインドオブバック、エアリアル!Myths!スモークまで退き切った!人数はなんとかイーブン!』
“うわぁいわんこっちゃない”
“Mythsマジでいつもえぐいな”
“どうやって抜くんだよあれwww”
“Mythsえぐすぎワロタ”
“<モデレーターにより削除されました>”
“SigM4くんさぁ…”
“サーチャーなんだからBリンクきちんと確認しろよ…”
『そしてこの戦いをきっかけに両チーム動き出した!LexはAのアラームロボットを破壊。MeMeもタイミングを同じくしてBメインを確保しにかかる!対するCWはAをリテイク、Bを中守りの配置!残り50秒!MRの狙いは…A!』
『CWがAの中を空けていることにMRは気づいていません。クリアリングのためにスキルを使用せざるを得ませんね。もしくはここで
『タイムキーパー設置位置はAショート!Aサイト内全域を囲うように発動しているぞ!サイト内の確保を行うためのウルト、だがAショートにいるRiv4lにも刺さっている!』
『これはRiv4l選手出られませんね。一歩でも出たら不利な戦いを強いられることになるでしょう。Ryuka選手のスモークなら助けられますが、どちらにせよAショートを明け渡すことになってしまいます。明け渡してしまうとCWは圧倒的に不利になるのでRiv4lを捨て、相打ち覚悟で人数を減らしに行く判断をしてもおかしくありませんが……』
『そんなRyukaの選択は……ウルト!桜嵐がAショートを吹き荒れる!』
『これでAショートはCWの手に再び渡りましたね。これ以上ないタイミングでのウルトです』
“おぉ両チームとも流石にウルト切ったか”
“Faiceがえらいな。これでミッド残りがいないことが分かった”
“でもAメインに退かれるとだるいぞ”
“よっしゃ設置できた!あとは守るだけだ!Lex!!”
“Aショートの取り合いえぐいな”
“怒涛の展開過ぎる”
“ヤバイついていけなくなってきたけどおもろいぞ()”
『MRはメインとサイト内に分かれて爆弾をオープン設置!CWもすぐさまリテイクの構え!Faiceを除いた三名でヘブンからのリテイクだ!』
『Faice選手は遅れてAショートから行くようですね。ウルトの効果が残っているとはいえAショートの桜嵐は終わりました。残花のみなら今回のMeMe選手のように抜けられます。ですがこのFaice選手の行動によってショート側に抜けていても対応ができています』
『CWの準備も完了!スモークに合わせてフラッシュレイ!起爆した瞬間RyukaとMythsがサイト内へ、Riv4lは少し遅れてコンテナ上に!フラッシュを食らっていたDeadlineをRyukaがキル!ヘブン下のEnY4ssにはMythsの
“リテイク綺麗だな”
“いけー!”
“うおおおおおおお”
“いいぞいいぞ”
“2ホールダーのいいとこでてるな。射線がちゃんと切れてる”
“うおおお”
『だがまだここで終わらない!Faiceがショートに到着、Ryukaとタイミングを合わせてピーク!ショートのMeMeはFaiceをキルしたもののダウン!残るはLex一人!そんなLexは―――ミッド?!』
『Myths選手のキルを取った直後からミッドに向けて走っていましたね。しかもバネも使って移動しているようです。決断力が凄まじい』
『スモークを焚いて解除に入るRiv4l!RyukaはLexにまだ気づいていない!Aショートから顔をだしたLex、Ryukaを倒して走る走る!っとここで止まる?!』
“なんだそれいやらしすぎるwwww”
“そこで止まんのか”
“これはさすがに解除中断しちゃうよなぁ……”
“ん?ちょっと待て解除中断してねぇ!”
『近づく足音に対してRiv4lは―――動かない!!ここでガチ解除?!Lexガチ解除に気づいていない!気づいていないぞ!流石にLexも違和感を覚えたのかスモーク外から乱射するが倒せない!倒せない!倒せなぁい!解除だぁぁ!!勝負は延長戦にもつれ込んだぁぁ!!!!』
“心臓毛ガニかよ”
“うおおおおおおおおおおおおおおおお”
“うおおおおおおおおおおおお”
“Riv4lうおおおおおおおおおおおおおおおおおおお”
“負けたら1マップ取られる場面で足音聞こえてんのにガチ解除は剛毛”
“えぐすぎぃぃぃぃぃ!!!!!”
“うおおおおおおお!!”
“Riv4lホント心臓つよい”
“さすがのLexもそれは無理やwww”
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます