幕間 CW vs PLN 配信 -2-
♢♢♢
『さて、前半終わって9:3で迎えた後半戦!PLNの防衛ですね〜』
『PLNは防御力が凄まじいチームなので、ここからでも十分逆転できる可能性はあると思います』
『PLNは2.1.2のデフォルト配置、対するCWはミッドラークのRiv4l選手を除きAメインを進行していきます〜。……おや、CWの存在に気づいたPLNがサイト内を空けていく…?』
『どうやらPLNはリテイクをするつもりのようですね。サイト内で守るのが得意な印象はありますが、CWにはリテイクの方が刺さると判断したのでしょうか』
『そんなことも露知らず、CWはエントリーを開始!スキルを存分に使いますが、サイト内には誰もいない!誰もいな〜い!設置音が聞こえたタイミング、PLNは早めリテイクです〜!CWはスロウで動けない!写し矢にも映った!PRIOD選手、veqq選手、bob選手が分担してサイト内を掌握しました〜!人数状況はあっという間に5対1〜!』
“蟻地獄ゥゥゥ!!”
“このセットつっよ”
“あぁ…あぁ…どんどん死んでく…”
“うめー”
“PLNリテイクも上手いんか”
“流石の守りだな”
“びゅーてぃふぉー………!”
『その勢いのままRiv4l選手もダブルピークで倒して前半までの流れを断ち切ります〜!』
『セットは勿論組んでたと思うんですが、それにしても素晴らしい完成度でした。サイの
♢♢♢
『ここでCWのタイムアウトですね〜』
“ちょっと遅くね?”
“流石に
“CWよっわwwwwwwwwwwwwwwww”
“なんか何やってもあの蟻地獄から抜けれてねぇなぁ”
『後半入ってから6本連続取得のPLN〜。前半の不利を瞬く間に返していきました〜。ageさんから見て、CWはこの牙城をどうやって崩しにかかると思いますか〜?』
『CWの去年までのデータを見る限り、逆サイトにフェイクをかけて寄らせたあとに
『Riv4l選手がここでもキーとなってくるということですね〜?……タイムアウトも終わり、ラウンドが始まりました〜!おや……?』
『CW側の作戦は……フェイクのようですね。先程までミッドをラークしていたRiv4l選手がA側のラークをしています』
『ラッシュと思わせるような早いエントリーからスモークが焚かれました〜。そしてBサイト奥まで入ったMyths選手を残し、本隊は音を立てずにUタ〜ン。A側に合流するようですね〜』
『これによってAサイトにいたveqq選手がBに寄る動きを見せていますね。サイト中はRe:D選手一人になります』
『それを逃さずSigM4選手が写し矢でサイト奥をクリア〜。Re:D選手も引いていきます〜。それにしてもRiv4l選手は奥まで行きますね〜』
『ここの位置なら寄ってきた敵を倒しにいくつもりなのかもしれませんが……いや、どうやらリテイクのセットを妨害しようとしているみたいですね』
『CWはどう対応していくのか〜!リテイクが始まります〜!と同時にRiv4l選手飛び出してPRIOD選手を吹き飛ばした?!』
『ノックバックグレネードの爆発硬直で銃を取り出すのが遅れますからね。そのまま撃ち合ったら負けてしまいますが、相手に向けてノックバックグレネードを使うことでセットそのものをずらしてリテイク合わせを無効化する算段だったようです』
『そしてそのまま一人!二人!リテイクが失敗したPLNがサイト内に流れ込んでいきますがCWそれを許さない〜!後半戦初めての攻撃成功です〜!』
“リヴァルゥゥゥ!!!!!”
“うおおおおおおおお!”
“とめたぁぁぁぁ!!!”
“マジでいい仕事するなRiv4l”
“爆発硬直解けたあとに二人持ってくマ?”
“うますぎ”
“ノックバックグレネードマジでうまいな”
“なんかPLNに感情移入しちまう………セシリア嫌いになりそう”
♢♢♢
〜二試合終了後〜
『さて、では勝者側のClayWolfの皆さんにもインタビューしていきたいと思います〜。お疲れ様です〜!』
『『『『『お疲れ様です』』』』』
『まずは勝利おめでとうございます〜!一戦目に続いて二戦目も取り切りました現在のお気持ちを………Ryuka選手、お聞かせ願えますか〜?』
『あーそうですね。PLNもほんとに強くて何度もヒヤッとしましたが、無事勝ててよかったです。それに一戦目はRiv4l、二戦目はMythsに助けられましたね』
“さっきの砂漠マップ、一戦目より調子良かったもんなMyths”
“イキイキしてた”
“正直MythsとRiv4lがぶっ壊した感はあった”
『と言われていますが………ではまずMyths選手!ズバリ今日の調子は自分でも良いと感じていましたか〜?』
『はい!もうほんとにめちゃくちゃ調子良くて、気持ちよくプレイできました笑。チームのみんなもサポートめちゃくちゃしてくれてありがたかったです!』
『そうだそうだー感謝しろー』
『Ryukaさん静かに!』
“かわいい”
“草”
“めちゃつよだったもんなー”
“結婚しようMyths”
“リュカさんマジでwww”
“確かにサポートスキルがガン刺さりしてたな”
『ふふふ、的確なサポートが背中を押すかのように支えていましたからね〜』
『すいません。そのサポートについて、私からSigM4選手に質問させていただきたいのですが………有難うございます。…えーっと今回調子いい選手が、えー、複数いたと思うんですが、サポートをする上で今日は特に気をつけていたこととかありますか?スキルの使い方が少し違ったような気がしまして』
『流石ですね。その通りです。今回はいつものようにエリアコントロールのためにリコンを使うのではなく、サイト内の情報を取ることを意識していました。MythsくんもRiv4lくんもそっちのほうが今日は動きやすそうだったので』
“シグさんマジ保護者”
“話が上手い”
“よく見てんなぁ”
『なるほど、それはValk選手も同じでしょうか?』
『まぁ大体は同じy───ですねー。今日は二人とも調子良かったん──のは見てて分かっとっ───てたんで、あとは俺らが支えるだけやって感じでした笑』
『取り繕うな喋るの下手になってるぞー』
『ええい、うるさいねん!』
『あはは、仲いいですねぇ。お二人とも有難うございました』
“このヴァルクの関西弁我慢してる感好きなんだよな”
“↑草。わかるわ”
“ホント草”
“いい笑顔”
『では最後にRiv4l選手〜!今回が初の配信試合でしたが八面六臂の活躍でしたね〜!緊張などはしなかったんでしょうか〜?』
『そうですね…。まぁ緊張が少しもなかったかと言われるとアレですけど、そこまで緊張はしなかったです。力も出し切れたと思いますし』
“うまかったぞー!”
“ファンになりました応援します”
“初配信がアレだしなぁ……w”
“緊張しないのいいね!”
『まるでブレイバーのような動きをしていましたからね〜。では最後にRiv4l選手、応援してくれたファンへと次の試合に向けての意気込みを一言ずついただいてもよろしいでしょうか〜』
『えーっと、まずは応援ありがとうございました。ファンの皆さまの応援がいつも力になってます。えー、これからも精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします!』
“8888888888”
“コメント無難やな”
“おつかれー”
“これからも応援します!”
『はい!ありがとうございました〜』
『『『『『ありがとうございましたー』』』』』
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