神様の嫌がらせと思って諦めた。
上司の勘違いで、本来2日取れるはずだった忌引が1日に短縮されました。
理由は「祖母が死んだ」とメールで伝えていたのに、上司が何故か叔母の忌引として扱っていたから。そのくせ他の人に報告する時はちゃんと「祖母」と言っていたらしい。
セカンドオピニオンとして他の人に聞いてみたらやっぱり1日だというので「3日じゃなかった?」と思いつつ、3月にも忌引を取っているので休みにがっつくと嘘を疑われると思って1日だけ忌引取って翌日出たら、昼前に出勤してきた元総務の社員に「忌引まだ明けてないよね?」と言われて発覚した。
忌引は連続で取らないと成立しないということで、取れるはずだった忌引は泡と消えてしまった。
上司が何とか忌引を戻そうとしてくれるのを「今休んだところでもう用事無いので」と毒吐いて断った後、私は「つくづく神様は地味な嫌がらせばっかりするなぁ」と思った。
『神様の嫌がらせ』というのは私が30近くなってから薄々思うようになってきたやつ。
何十億という女の中からよりにもよって醜女に生まれたのも、傍目には一般家庭に見える機能不全家庭に生まれたのも神様の嫌がらせで、私が気を利かせたことが巡り巡って必ず水の泡になるのも神様の嫌がらせ。真面目に働き過ぎたら損する世の中を生きているのも神様の嫌がらせ。
神様の嫌がらせと思わないと、敵を作らないと、自然の巡り合わせとして抱えておくには棘が多すぎる。神を殺せる武器が本当にあるなら探しに行きたい。
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