この展開、まさに僕のおかしさ!!

耳人形は、冷たくなったはじめを見て、こみ上げるものがあった。


はじめの右手をみると、(‘かんでいない’ブラックガムと銀紙)が握られていた。





「この子は誰に殺された? 僕は、先ほど黒装束の人形を(確かに)葬ったのに」耳人形は続けて考えた。「銀紙、ぎんがみ、······やつは(2体)?」


後ろから殺気を感じる。振り返る前に、耳人形の喉には左からナイフが、そえられていた。


「危ない!!」」耳人形はそのナイフをよけた。


首を触ってみると、べっとりとキャラメルのベタつき感が残る。


キャラメル人形は「おほほほ、血をくまな〜くすするよ〜」というと両手にナイフを持って襲ってきた。

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